日本画家・竹内浩一先生のギャラリートーク報告

日本画家・竹内浩一先生のギャラリートーク報告

本日(24日)14時より美術館「えき」KYOTOにて、第4回 続「京都 日本画新展」推薦委員・竹内浩一先生(日本画家)によるギャラリートークを開催いたしました。
竹内先生による作品についての解説に加え、ご自身の作品「普賢」についても解説いただきました。
先生の作品「普賢」は、京都・酬恩庵一休寺の本堂に安置させている普賢菩薩像の普賢菩薩を乗せる象から着想を得たそうです。
「絵具は絵具のままでなく、質感に変わらなければならないと思う。」と竹内先生。
絵具が情感質感に変わることを祈りながら、10数手先を常に考えて制作されているとお話しくださいました。
先生は現在、もう一体黒を基調にした象を描かれている最中で、本展に出品いただいた作品と合わせて一対にされるそうです。

今春、竹内先生の個展が4月中旬より白沙荘橋本関雪記念館にて開催されます。
こちらには本展に出品いただいた作品と、現在制作中の黒を基調にした象の作品を合わせて出品予定とのこと。
ぜひ、こちらもお見逃しなく!

また本日は11名もの出品作家の方々にもお越しいただき、自身の作品について制作意図や作品に込めた想いなどを語っていただきました。
その様子も[ことしるべ]特集コーナーで3回に分けて紹介していきますので、お楽しみください。

会期は28日(火)までです。ぜひこの機会に足をお運びください!...