【報告】連続対談vol.4 ゲスト:金剛永謹氏(金剛流二十六世宗家)

【報告】連続対談vol.4 ゲスト:金剛永謹氏(金剛流二十六世宗家)

1月4日、京都国立近代美術館で「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」関連イベント、連続対談が開催されました。この連続対談は、樂家十五代 樂吉左衞門さんが様々な分野で活躍するゲストをお招きして対談するものです。

第4回目となる今回のゲストは、金剛流二十六世宗家の金剛永謹さん。


お二人ならではの視点で話す吉左衞門さん(左)と金剛さん

吉左衞門さんが金剛さんに能を教わっている縁で、30年以上にわたり親交を深めているお二人。金剛さんは初代 長次郎の茶碗を「体も心も技も整っていて、文句のつけようのない造形」と絶賛。「能の名人にも"盤石"な方と"軽やか"な方がおられ、同じように各代の茶碗によっても能と似た個性を感じる」と能の立ち姿や重心の配置を歴代の茶碗と比べるなどお二人ならではの視点でトークは展開されました。

次回、2017年1月6日(金)の連続対談のゲストは、放送作家の小山薫堂さん。当日午前10時から1階受付にて整理券を配布します(聴講無料、150席、本展の観覧券提示が必要)。この機会にぜひ、樂茶碗の魅力に触れてみてください。


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