京都国立近代美術館で開催中の「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」。
1月18日(水)まで京都市営地下鉄四条駅のホームから阪急烏丸駅側の改札に続くエスカレーター壁面、地下鉄京都駅の中央1改札、中央2改札に続くエスカレーター壁面にて樂家当代である吉左衞門さんによる樂茶碗10作品の見どころを紹介しています。
「ムキ栗」「太郎坊」「吹馬」「白駱」・・・これらはすべて樂茶碗の名前です。
読み方が分からないものもちらほら、やっぱり茶の湯や茶碗の世界は難しいと思われる方も多いかもしれません。
しかし、今回、吉左衞門さんに用意していただいた紹介文はそれぞれの作品の特徴や樂茶碗の世界を楽しく、分かりやすく説明してくれます。
初代 長次郎の黒樂茶碗「俊寛」と千利休にはどんな関係が?
十五代 樂吉左衞門の焼貫黒樂茶碗「望湖樓醉」の4文字に込められた思いとは?
読み終わった後には、もっと樂茶碗について知りたくなるはずです。
この機会を逃すと二度と出会えないかもしれない、作品紹介文の数々。これは必見です。
※展覧会「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」は12月28日(水)~1月2日(月・振休)まで休館。1月3日(火)午前9時30分から開館いたします。