【報告】子どもワークショップを開催

【報告】子どもワークショップを開催

12月23日、「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」の関連イベントとして、「十五代 樂吉左衞門と次期十六代 篤人と一緒にお茶碗を作ろう!子どもワークショップ」が開催されました。


写真左=準備で粘土を捏ねる篤人さん、右=吉左衞門さんの手さばきに見入る子どもたち

はじめに十五代 樂吉左衞門さんが、映像を織り交ぜ、450年続く樂家の歴史や樂茶碗ができるまでを分かりやすく解説。続いて吉左衞門さんが床に座り、粘土で茶碗作りの実演をすると、子どもたちは周りを取り囲み興味津々の表情で見入っていました。その後、次期十六代 篤人さんも加わり、子どもたちは早速粘土を手に自分なりの樂茶碗を制作していました。それぞれがサイズも形もまちまちの個性あふれる作品を作り、中にはひまわりの花を作り出す子どももいるなど、終始和やかな雰囲気でイベントは終了しました。

姉妹で参加した宮崎一乃さん、祥さんは、「作品作りが好きで参加しました。吉左衞門さんから飲み口を作った方がいいよと直接アドバイスをいただけた」と楽しそうに語っていました。


写真左=篤人さんによる手ほどき 中=吉左衞門さんによる手ほどき 右=完成したお茶碗