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京都ならでは!
終了

開催期間:2023年7月15日(土)~2023年9月10日(日)

発掘された珠玉の名品 少女たち-夢と希望・そのはざまで 星野画廊コレクションより

発掘された珠玉の名品 少女たち-夢と希望・そのはざまで 星野画廊コレクションより

明治、大正、昭和・・・・・・。時代のうねりの中で、いつしか忘れられてしまった実力ある画家たち。本展では、彼 (女)らが遺した素晴らしい作品を見つけ出し、紹介してきた星野画廊のコレクションから、「少女たち」をテーマに紹介します。女性たちの人生のさまざまが描かれた日本画と洋画、約120点を展示しますので、作品の放つ魅力を存分にお楽しみください。

上段左から:秦テルヲ《渕に佇めば》1917年,岡本神草《拳の舞妓》1922年頃
下段左から:幸田暁冶《双子》1970年,中西利雄《赤いスカーフ》1938年


笠木治郎吉(かさぎじろきち)
《花を摘む少女》1897〜1912年
菊花を摘む爽やかな少女を描いた明治期の水彩画です。作者の笠木治郎吉は横浜で活動した画家で、長年「謎の画家」とされてきましたが、近年の研究の進展とともに光が当てられ、再び注目が集まっています。
 

甲斐荘楠音(かいのしょう ただおと)
《畜生塚の女》1919年頃
独特の妖艶な女性像を描いたことで知られる日本画家、甲斐荘楠音の代表作《畜生塚》の関連作品です。畜生塚とは豊臣秀吉が養子秀次を自害させ、妻妾、子供を処刑して三条河原に埋めた事件。描かれているのは処刑される直前の呆然とした女性の姿です。

粥川伸二(かゆかわ しんじ)
《娘》1928年
黒いパラソルをさした女性は華やかな柄の着物の下に、ブラウスを着ています。小脇に抱えている書物は聖書でしょうか。このモダンガールを描いた粥川伸二は、長崎をテーマにした日本画を多く描きました。

太田喜二郎(おおた きじろう)
《花摘図》1911~1912年
点描風に描かれたこの作品は、洋画家の太田喜二郎がベルギーに留学をしていた時に描いた作品です。モデルの女性は画家の下宿先のお嬢さんで、服飾関係の仕事に就くことを目指していたそうです。明るい光に溢れた油絵です。

田代正子(たしろ・まさこ)
《娘》1940年
桜が咲き、タンポポの花が咲き、紋白蝶が舞い飛ぶ春らんまんの季節の中を歩く少女。おこぼを履き、朱色の総絞りの振袖に黒い帯を締めています。可愛いこの少女姿、もしかすると舞妓さんかもしれません。



1.トーク会「石を磨く一一星野桂三さんのお話を聞く」無料・要申込
話者:星野桂三氏(星野画廊)
聞き手:関純子(関西テレビ放送アナウンサー)、植田彩芳子(京都文化博物館主任学芸員)
日時:7月16日(日)10:30~12:00
場所:3階フィルムシアター(定員150名)



2. 夏休み 親子でアート鑑賞「自分だけの名品を見つけよう!」無料・要申込
ワークシートをもとに親子で展示を鑑賞し、気に入った作品一点を選び、感想を語り合いましょう。
日時:7月23日(日)13:00~15:00
場所:6階展示室(定員15組30名)
対象(目安):小学校3年生以上※必ず保護者同伴でご参加ください。※保護者の方が連名でお申し込みください。



3.シンポジウム「近代京都絵画史研究を振り返る:京都、むかしがたり」<共催:明治美術学会>(無料・要申込
<第1部> 講演「京都の近代日本画再評価と星野画廊」
講師:上薗四郎氏(笠岡市立竹喬美術館 前館長)
<第2部>座談会
登壇者:上薗四郎氏、榊原吉郎氏(京都市立芸術大学名誉教授)、原田平作氏(大阪大学名誉教授)、星野桂三氏
司会:植田彩芳子
日時:2023年8月5日(土)13:30~17:00
場所:別館ホール(定員200名)



4.ワークショップ「貼り絵でオリジナルうちわを作ろう!」要申込
日時:2023年8月11日(金・祝)
①10:30~12:00  ②13:30~15:00
場所:別館2階講義室(定員各回20名)
参加費:700円(材料費・税込)

※上記イベントすべて、本展入場券[半券可]が必要です。



星野桂三さんによるギャラリートーク
日時:7月21日(金)、8月4日(金)、8月18日(金)、9月1日(金)
17:00から展示室内で行います。※参加費および事前申込み不要。当日の入場者に限ります。

 

※1,2,3,4の申込み方法詳細は、展覧会公式サイトをご確認ください。
※6月1日(木)より申込受付を開始しています。
※先着順。定員に達し次第終了。1名ごとにお申込みください。②親子でアート鑑賞については、1組ごとにお申込みください。


 


祇園 原了郭×少女たち展

京都で薬味の老舗と言えばここ!「祇園・原了郭」とコラボ決定!看板商品 「黒七味」が、本展メインビジュアル《拳の舞妓》の刻印入りで登場。可愛らしい舞妓がポイントの木筒が、食卓を彩ります 。


前田珈琲× 少女たち展


会場である京都文化博物館にも店舗を構える創業半世紀の京都老舗喫茶店「前田珈琲」。今回はそのオリジナルブレンドコーヒーを、「少女たち」出展作品から選ばれた 6 種の限定パッケージで販売。1袋ごとの販売で、好きな作品を組み合わせてご購入いただけます。お土産にも最適!


 


☆★☆★☆2023年7月14日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!

 

開催期間2023年7月15日(土)~2023年9月10日(日)
時間10:00~18:00(金曜日は 19:30 分まで)入場はそれぞれ閉室の30分前まで
休館日月曜日(ただし、7 月17 日、24日は開館)、7月18日
会場 京都文化博物館4階・3階展示室
〒604-8183
京都市中京区三条高倉
ホームページhttps://www.ktv.jp/event/shoujyotachi/
料金当日券 一般1,500円 大高生1,000円 中小生500円
前売券・団体 一般1,300円 大高生800円 中小生300円

※団体は 20 名以上。
※お得な前売券は2023年7月14日までの販売。(会期中は当日券のみ)
※未就学児は無料(ただし、保護者同伴)
※学生料金で入場の際には学生証をご提示ください。
※障がい者手帳などをご提示の方と付き添い1名までは無料。
※上記料金で2階総合展示と3階フィルムシアターもご覧いただけます。(ただし催事により有料の場合があります。)

[主な入場券販売所]
京都文化博物館、公式オンラインチケット
ローソンチケット(Lコード:59500)、チケットぴあ(Pコード:686-386)、セブンチケット(セブンコード:099-278 )、イープラスほか
お問い合わせ京都文化博物館:075-222-0888
主催/後援など主催:京都府、京都文化博物館、産経新聞社、関西テレビ放送、京都新聞
後援:京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、公益社団法人京都府観光連盟、公益社団法人京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都
企画協力:青幻舎プロモーション
備考※感染症等今後の状況により、会期・開館時間など変更になる場合があります。最新情報は展覧会公式サイトなどでご確認ください。