アート・展示
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京都ならでは!
終了

開催期間:2022年1月29日(土)~2022年4月10日(日)

◆終了◆トラ時々ネコ 干支セトラ

◆終了◆トラ時々ネコ 干支セトラ

2022年の干支の寅は、中国では霊獣や百獣の王とされています。

本展は、与謝蕪村、円山応挙など江戸時代に活躍した画家や、竹内栖鳳や大橋翠石ら明治から昭和にかけて活躍した有名画家が描いた虎の絵を主役として、他の干支を描いた作品なども、福田コレクションから厳選して展示します。

また2022年は「にゃー」とも読むことができる「2」が並ぶことから、愛らしい猫を描いた絵画も「時々」並べてご紹介。

トラの描かれ方とネコ

トラはインドや中国といった東南アジア一帯に生息するネコ科の動物で、日本に生息していません。
江戸時代の画家たちは、トラを描く際、中国などから輸入された毛皮や絵画を参考にしました。魚のように開かれた毛皮からは骨格までは想像できず、当時は実際に観察できるネコも参考にしたため、頭のすぐうしろで肩が盛り上がっていたり、前脚の関節が無かったりと不自然な姿をしています。


与謝蕪村《猛虎飛瀑図》後期

円山応挙《虎図》(部分)前期

長沢芦洲《虎図》(部分)前期

 

明治時代に入り、トラが動物園で飼育され始めると、竹内栖鳳ら多くの画家たちが写生に通い、写実的なトラを描くようになりました。
第1展示室では江戸時代から明治時代以降のトラの描かれ方の変遷をお楽しみいただくとともに、江戸時代から昭和にかけて描かれた猫図もご紹介します。



大橋翠石《猛虎之図》通期

川合玉堂《紅梅猫児》前期

 

干支(えと)セトラも見逃せない!

ネズミから始まりイノシシで終わる干支は、日本人にも広く浸透しています。多くの芸術家たちの題材となった干支の生き物たちの絵画を通して、生態や人とのかかわりなどをご紹介します。併せて干支に選ばれなかった猫の絵も展示します。


大橋翠石《瑞祥(鳳凰・鼠に宝槌)》のうち右幅(部分)通期

速水御舟《白兎図》(部分)前期


☆★☆★☆2022年1月27日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!

開催期間2022年1月29日(土)~2022年4月10日(日)
時間午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)
休館日火曜日
会場 福田美術館
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
ホームページhttps://fukuda-art-museum.jp/
料金一般・大学生1,300(1,200)円、高校生700(600)円、小中学生400(300)円、障害者と介添人1名まで700(600)円
※()内は、20名以上の団体料金 ※幼児無料
■嵯峨嵐山文華館との共通券:一般・大学生2,000円、高校生1,000円、小中学生550円、障害者と介添人1名まで1,000円
お問い合わせ福田美術館:075-863-0606
主催/後援など主催:福田美術館、京都新聞
備考前期:1/29(土)~3/7(月)
後期:3/9(水)~4/10(日)
会期中展示替えがあります