開催期間:2025年2月19日(水)~2025年3月30日(日)
写実絵画とは、従来の西洋絵画にあった神話や歴史、宗教と言ったテーマではなく、社会や日常生活などを客観的に描いたものをさします。19世紀中頃にフランスを中心に興った写実主義と言われたこの芸術様式は、後の印象派や表現主義などの近代美術に大きな影響を与えました。今日の日本の写実絵画は、一般には写真と見まがうばかりの絵をイメージするかもしれませんが、本来は現実あるいは対象を深く見つめることで、社会や人の本質を描き出そうとする画家たちの挑戦と言っても過言ではありません。本コレクションの特徴は、いわゆる大家よりもむしろ中堅、若手に軸足が置かれ、ミュージアムピースと呼ばれる大作から濃密な筆致の小作品で構成され、そのモチーフも静物、人物、風景と、幅広くかつヴァリエーションに富んでいます。本展は、鹿児島県出水市にある鶴の来る町ミュージアムの400点余りの写実絵画コレクションの中から厳選して展覧いたします。スマートフォンや高精細なデジタルカメラで誰にでも容易く対象を写し取れる時代に、画家自身の思いや眼差しをとおして、一筆一筆丹念に塗り重ね表現された写実絵画の世界を、是非この機会にお楽しみください。
―静物
藤原秀一「デコポン」2013年
―人物
中上誠章 「ミント」 2021年
―風景
大畑稔浩「霞ヶ浦夕景」2004年
日時 | 2月19日(水)①10時30分~②14時~ (各回約30分) |
会場 | 美術館「えき」KYOTO |
講師 | 立島惠氏(本展監修者) |
備考 | ※マイクを使用し、会場内を移動しながらお話いただきます。 ※事前申し込み不要。ご参加には美術館入館券が必要です。 ※混雑した場合は、入館制限をさせていただく場合がございます。 |
日時 | 3月8日(土)19時50分~21時(受付:19時40分~) |
会場 | 美術館「えき」KYOTO |
内容 | 立島惠氏、写真画家の中島健太氏をお招きし見どころや作品の制作についてお話しいただきます。 尚、イベント当日10時~19時30分に限り、事前に参加券にて展覧会をご覧いただけます。 ※マイクを使用し、会場内を移動しながらお話しいただきます。 |
定員 | 30名(ご参加は18歳以上の方に限ります。お子さまの同伴は不可) |
参加料金 | 1,300円(税込) |
申込 | ローソンチケット(Lコード:52332)にて販売。定員になり次第終了。 |
開催期間 | 2025年2月19日(水)~2025年3月30日(日) |
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時間 | 10時~19時30分(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | ※会期中無休 |
会場 | 美術館「えき」KYOTO 〒600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 |
ホームページ | https://www.mistore.jp/store/kyoto/museum/event_list/event05.html |
料金 | 一般 /1,000円(800円) 高・大学生/800円(600円) 小・中学生/500円(300円) ※高・大学生の方は学生証をご提示ください。 ※( )内は前売料金。 ※「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。 ~前売券~ 【販売期間】2025年1月4日(土)~2025年2月18日(火) 【販売場所】美術館チケット窓口(休館日を除く)、チケットぴあ、ローソンチケット |
お問い合わせ | お問合せ:ジェイアール京都伊勢丹 TEL: 075-352-1111 (大代表) |
主催/後援など | 主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞 監修:立島惠(佐藤美術館学芸部長) 特別協力:鶴の来る町ミュージアム 企画協力:株式会社アートワン |
備考 | ※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。 ※本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況によりご入館をお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。 ※最新情報は美術館ホームページをご覧ください。 |