開催期間:2019年9月21日(土)~2019年11月17日(日)
日本では昔から、様々な形式の作品が緩やかなタッチでおおらかに描かれ、大切にされてきました。
それらは「うまい・へた」の物差しでははかることのできない、なんとも不思議な味わいを持っており、見る人を虜にします。
本展では、ゆるく、とぼけた、あじわいのある表現で描かれたこのような絵画を「素朴絵」と表現し、これまで本格的に取りあげられることがなかった様々な時代・形式の絵巻、刷り物、掛け軸、屏風、仏画などに表された素朴絵を紹介することで、新しい美術の楽しみ方をご提供します。
素朴絵は、ときには鑑賞の品として親しまれ、ときには庶民が手の届かない「うまい」作品の代替として季節行事に使う道具に用いられ、仏画として信仰の対象にもなってきました。
知識人や富裕層だけでなく、どの時代でも「庶民」が主体となって描き継がれ残されてきた芸術といえます。
つきしま絵巻 室町時代(16世紀) 日本民藝館
竹虎図 尾形光琳筆 江戸時代(18世紀) 京都国立博物館
かみ代物語絵巻 室町時代(16世紀) 西尾市岩瀬文庫
薬師如来坐像 平安時代(10世紀) 兵庫・満願寺
大津絵「鬼の三味線弾き」 江戸時代(19世紀) 大津市歴史博物館
☆★☆★☆2019年9月17日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!
11月5日(火)、臨時開館が決定!!
さらに!先着50名様に展覧会ポスターをプレゼント!
※10月12日(土)の台風19号による臨時休館の代替えとして、11月5日(火)を臨時開館いたします。
※当日は先着50名様に展覧会ポスター(B2サイズ・非売品)をプレゼントします。
開催期間 | 2019年9月21日(土)~2019年11月17日(日) |
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時間 | 午前10時~午後5時(入館は30分前まで) ※10月5日(土)、12日(土)、19日(土)、26日(土)は午前10時~午後8時(入館は30分前まで) |
休館日 | 月曜日 (ただし9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日、10月15日 |
会場 | 龍谷大学 龍谷ミュージアム 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前) |
ホームページ | https://museum.ryukoku.ac.jp/ |
料金 | 一般1,200円(1,000円)、高大生800円(600円)、小中生400円(300円) ※( )内は前売り、20名以上の団体料金 ※小学生未満、障がい者手帳などの交付を受けている方およびその介護者1名は無料 |
お問い合わせ | 龍谷大学 龍谷ミュージアム 電話:075-351-2500 |
主催/後援など | 主催:龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞、毎日新聞社、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿 特別協力:浄土真宗本願寺派、本山 本願寺 監修:矢島 新(跡見学園女子大学教授) 後援:京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都 制作協力:NHKプロモーション 協賛:(公財)仏教伝道協会、大和ハウス工業 |
備考 | ※作品保護のため、会期中展示替えを行います。 展示の詳細は龍谷ミュージアムのホームページをご覧ください。 ※前売り券は京都新聞1階文化センター、コンビニエンスストアなどで8月1日(木)から9月20日(金)まで販売 |