開催期間:2025年5月30日(金)~2025年6月15日(日)
ダウン症の天才書家と呼ばれる金澤翔子は、寺社での奉納揮毫や国内外での個展の開催を通して、多くの人々に感動をもたらしてきました。その力強い筆の運びには深い慈愛の心が込められ、「魂の書」と称されています。
本展では、屏風11隻で構成された般若心経をはじめ、多数の新作を含む作品群を一堂に展示します。
金澤翔子は5歳で書を始め、これまでにニューヨークなどでの個展開催に加え、NHK大河ドラマでの題字の揮毫や「東京2020公式アートポスター」などを手がけてきました。
金澤翔子の書の原動力は、人々の幸せを祈る心と母・泰子への愛です。情熱の込もった作品の中から、本展では40歳の般若心経を初公開します。これは、10歳、20歳、30歳と節目に取り組んできた思い入れの深い書で、40年間の歩みがにじむ大作です。
また、母への愛を綴った手紙を屏風作品として初公開するほか、浜松・龍雲寺に納められ門外不出とされていた特大の「円相」などを展示します。
歴史ある妙心寺の荘厳な雰囲気とあわせ、慈愛に満ちた「魂の書」をお楽しみください。
―――主な展示作品―――
「阿吽」(2012)@atelier shoko
「雲龍風虎」(2015)@atelier shoko
「無一物中無尽蔵」(2015)@atelier shoko
「梵我一如」(2015)@atelier shoko
―――関連イベント情報―――
●席上揮毫
5月30日(金)午後1時30分~、31日(土)午後1時30分~、6月10日(火)午後2時30分~
金澤翔子本人による書の揮毫パフォーマンス
※30日と31日は午前11時から、6月10日は午後0時30分から、展覧会入口にて整理券配布(先着200名・事前予約の受付なし)
※無料(展覧会の入場券は必須)
●特別講演
6月9日(月)午後1時~
母・泰子による講演
※当日午前11時から展覧会入口にて整理券配布(先着順・事前予約の受付なし)
※無料(展覧会の入場券は必須)
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開催期間 | 2025年5月30日(金)~2025年6月15日(日) |
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時間 | 午前9時~午後4時(最終入場は15時30分) |
会場 | 妙心寺 京都市右京区花園妙心寺町1 |
ホームページ | https://www.syoko40.jp/ |
料金 | 入場拝観料 一般 1,000円 中学生以下 700円 |
お問い合わせ | お問い合わせページ https://www.syoko40.jp/contact |
主催/後援など | 主催:妙心寺金澤翔子展実行委員会 、京都新聞 協力:大本山妙心寺 臨済宗妙心寺派、花園学園、花園会館、妙心寺派花園会本部、株式会社アトリエ翔子 後援:京都市 |
備考 | ※障がい者手帳の提示でご本人とつき添い1人まで無料。 ※車いすの方はご覧いただけるエリアが限られます。 ※《事前予約不要》現地チェット売り場で直接ご購入ください(現金のみ)。 ※会期・営業日時等を変更する場合があります。最新情報はホームページをご覧ください。 |