開催期間:2018年12月13日(木)~2019年3月17日(日)
日本画家・堂本印象の兄で、大正末期から昭和にかけて活躍した漆芸家・堂本漆軒。
漆芸の分野で洗練された美を追求した漆軒と新しい日本画を創造した印象、堂本兄弟の美の世界を紹介する展示を、京都府立堂本印象美術館で開催します。
◆漆芸家・堂本漆軒◆
今までまとめて紹介される機会の少なかった堂本漆軒。
漆軒は、漆芸の分野で洗練された美を追求し、大正末期から昭和時代にかけて活躍した漆芸家です。
本展では漆軒の代表作で、豪華客船あるぜんちな丸の一等食堂を飾った蒔絵飾扉や、
螺鈿や象嵌を用いて点描風に海辺を表現した「浜木綿パネル」などを展示。
堂本漆軒の作品をご覧いただける、貴重な機会です。
1939年に竣工された豪華客船・あるぜんちな丸の一等食堂のために制作された蒔絵の飾扉。
第二次世界大戦の戦禍を免れた、昭和初期の豪華客船の貴重な遺品です。
◆漆芸家と日本画家による初の兄弟展◆
日本画家の堂本印象と、その兄で漆芸家の堂本漆軒。
初の兄弟展として、それぞれの芸術活動を展観するとともに、
印象が図案を手掛け漆軒が制作した漆器や、印象が描いた漆軒の肖像画など兄弟の交流が感じ取れる作品も展示します!
◆その他出品作(一部)◆
◆関連イベント◆
会期中、講演会やワークショップなどさまざまなイベントが開催されます。詳細はこちら
◆同時開催◆
[京都現代作家展9]鵜飼雅樹 絵画の手触り―マチエール考―
会期:12月13日(木)~1月27日(日)
[京都現代作家展10]渡辺信喜 中国の旅 素描
会期:1月29日(火)~3月17日(日)
<作品を語る>
作家本人が作品について語ります。
1月13日(日)鵜飼雅樹
3月2日(土)渡辺信喜
時間:14時~ 場所:学校法人立命館 旧堂本印象邸(美術館東隣)
定員:40名(当日13時より美術館ロビーにて整理券配布)
※要入館券または65歳以上の公的証明
開催期間 | 2018年12月13日(木)~2019年3月17日(日) |
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時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は閉館30分前) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月28日(金)~1月4日(金)) |
会場 | 京都府立堂本印象美術館 京都市北区平野上柳町26-3 |
ホームページ | http://insho-domoto.com |
料金 | 一般500(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円 ※( )は20名以上の団体料金 ※65歳以上の方(要公的証明)、および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名含む)は無料 |
お問い合わせ | 京都府立堂本印象美術館(電話:075-463-0007) |
主催/後援など | 主催:京都府、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、京都新聞 後援:MBS 助成:公益財団法人 花王 芸術・科学財団、一般財団法人 地域創造 |