講演・フォーラム
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開催期間:2021年9月18日(土)~2022年4月16日(土)

視覚文化連続講座シリーズ2「視覚文化を横断する」

視覚文化連続講座シリーズ2「視覚文化を横断する」

絵画や映画など目に見える多様なジャンルを含む「視覚文化」についての理解を深めるための連続講座の第2シリーズを開催します。
「視覚文化を横断する」をテーマに、美術(水墨画/版画/日本画)、写真、映画、新聞などを題材に、専門家がそれぞれの分野を横断しながら「視覚文化」を語ります。
全8回。
是非お申し込みください。

※(2/28追記)3月19日開催の第8回講座の講師・内容が変更となります。
詳細は下記。

【日程・内容・講師】
時間はすべて14時~15時30分、敬称略

9月18日(土)

「近世京都と近代東京の画人たち――伊藤若冲と河鍋暁翠を中心に」

 

師:澤田瞳子(小説家・同志社大学客員教授)

【内容】
○伊藤若冲という男(近世京都における位置づけ)
○河鍋暁翠という女(明治以降の画壇と狩野派)
○現代人から見た近世・近代画壇○絵画から考える近世・近代

 

 

10月16日(土)

「心霊写真を見る――起源から現在まで」

講師:前川修(近畿大学教授)

【内容】
○心霊写真の誕生(19世紀半ば)
○心霊写真の「死」(20世紀初頭)
○心霊写真の復活(1970年代〜)
○現在の心霊写真(1990年代〜)

 

 

11月20日(土)

「近代」を輸入する――ロンドンの吉澤商店

講師:笹川慶子(関西大学教授)

【内容】
○映画の始まりと日本への輸入
○吉澤商店と古美術
○吉澤商店と1910年日英博覧会
○吉澤商店とウェストミンスター地区
○ロンドンの吉澤商店が日本市場に与えた影響

 

 

12月18日(土)

山水のイメージ、山水画の「イメージ」――リアルから理想・想像へ

                 

 講師:河野道房(同志社大学教授)

【内容】
○山水画とは何か。山水画の見かた
○山水画の成立―宗炳「画山水序」
○唐~宋代古典的山水画の成立と展開(奥行き表現を中心に)
○文人山水画(文人画)の成立と展開(胸中の「イメージ」を中心に)
○文人山水画の見かた-「イメージ」の継承としての文人画

 

 

2022年1月15日(土)

「版」が取りもつ美術と印刷――近世・近代から今日まで

講師:熊田司(前和歌山県立近代美術館館長)

【内容】
○「版」のはじまり=「信用」の貯蔵庫として――印判、貨幣
○「知識」広達の手段として――木版/活版印刷、銅版・石版
○「視覚」の追体験のために――複製印刷/版画、石版・写真版
○「個性」と「趣味」実現のメディアとして――「創作版画」、趣味の版画
○現代への道

 

 

2022年2月19日(土)

歴史を刻む見出し―「あの日」の記憶を共有する

講師:林屋祐子(京都新聞社メディア局)

【内容】
◯映画やドラマを彩る見出し―それによって何が表現されてきたのか
◯ノーベル賞や五輪の見出し―付けるのは楽しいけど、大プレッシャー
◯事件や事故、災害の見出し―規模や深刻さの度合いをどう測るのか
◯著名人の死亡記事の見出し―その人の生涯を10文字で表すには

 

 

2022年3 月19日(土)

会所・床の間・水墨画

講師:並木誠士(京都工芸繊維大学特定教授・美術工芸資料館館長)

【内容】
○絵画鑑賞空間としての会所
○絵画鑑賞の場としての床の間
○水墨画受容の場としての会所・床の間

※(2/28更新)当初は「『座敷』という生活空間について」(講師:島田康寬)を予定していましたが、都合により変更となりました

 

2022年4月16日(土)

京の中の大坂・大阪の中の京都-江戸時代から近代に至る画家たちの交流

講師:中谷伸生(関西大学名誉教授)

【内容】
○18世紀における京の中の大坂の美術
○19世紀における大坂の中の京の美術
○近代の京都と大阪の画家たちの交流
◯欧米から見た京都と大阪
○京(京都)と大坂(大阪)の文化をいかに考えるか

 

【申込方法】

連続講座申込希望の旨と、氏名・住所・電話番号を記載の上、きょうと視覚文化財団事務局までメール、FAX、郵送でお申し込みください。
きょうと視覚文化振興財団HPから受講申込書のダウンロードが可能です

②事務局より銀行口座番号と郵便振替番号をお知らせするとともに、郵便振替用紙をお送りします。

③郵便振替/銀行振込/現金書留のいずれかの方法で、受講料を事務局に納入して下さい。

④受講料の納入を確認次第、受講証をお送りします。

【申し込み先】

きょうと視覚文化振興財団

〒611-0033 宇治市大久保町上ノ山51-35
TEL/FAX 0774-45-5511
mail:info@kyoto-shikakubunka.com

通年受講 全8回:8000円(税込)、先着40名

※通年受講者枠とは別途、若干数の聴講生枠を設けています。1講座のみ聴講希望の場合は事務局までお問い合わせください。1200円(税込)。

 

開催期間2021年9月18日(土)~2022年4月16日(土)
時間各回14時~15時30分
※質疑応答で30分程度延長する場合があります
会場 平安女学院大学京都キャンパス
京都市上京区室町通下立売下ル西側
ホームページhttps://kyoto-shikakubunka.com/
料金通年受講(全8回):8000円(税込)
          『須田記念 視覚の現場』2冊<春季号・秋季号>進呈

※通年受講生徒は別途、若干数の聴講生枠を設けます
 1講座のみ(1200円/税込み)聴講希望の方は事務局までお問い合わせください
お問い合わせ一般財団法人 きょうと視覚文化振興財団 事務局
〒611-0033 宇治市大久保町上ノ山51-35
TEL/FAX 0774-45-5511
mail:info@kyoto-shikakubunka.com
HP:https://kyoto-shikakubunka.com/
主催/後援など主催:一般財団法人きょうと視覚文化振興財団、京都新聞
協力:平安女学院、京都新聞総合研究所