開催期間:2025年7月19日(土)~2025年9月23日(火)
今を遡ること1250年ほど前の天平年間、聖武天皇は信楽の地に紫香楽宮を造営し、廬舎那仏(大仏)も造られ始めます。その700年後には、信楽は「茶陶」、つまり茶の湯の焼き物の地として名を馳せます。
紫香楽と信楽。「宮」と「焼き物」の歴史に輝く2つのシガラキの名は、なぜこの地に誕生したのでしょうか?今回の展示ではその謎を、シガラキの「土」を通じて読み解きます。発掘された考古資料、縄文時代~安土・桃山時代の「焼き物」を積極的に用いて、紫香楽宮の全体像と、信楽の焼き物づくりの歴史の実像に迫ります。
信楽焼 大壺(阿弥陀寺古墓出土)安土城考古博物館蔵
信楽焼 掛花入(滋賀県立陶芸の森蔵)
軒瓦(内裏野廃寺出土)甲賀市立雲井小学校蔵関連
関連イベント |
■企画展関連シンポジウム 「なぜ紫香楽で大仏を造り始め頓挫したのか ―聖武天皇と紫香楽宮ー」 日時:8月9日(土)13:00-17:00(受付は12:30から) ・討論/ギャラリートーク 基調講演:「聖武天皇にとって紫香楽宮とは?」 基調報告①:「史跡紫香楽宮跡の発掘調査1」 基調報告②:「史跡紫香楽宮跡の発掘調査2」 基調報告③:「なぜ紫香楽か?」 |
■企画展関連講座 ・「甲賀の焼き物の歴史」 日時:8月30日(土)13:30-15:00(受付は13:00から) |
■「紫香楽と信楽」関連イベント 安土×信楽 周遊型ワークショップ 参加費:2500円(当館企画展観覧料・保険料含む) ⓵「土器作り」ワークショップ 日時:8月10日(日)10:00-12:00 ②「野焼き」ワークショップ 日時:9月13日(土)10:00-16:00 |
滋賀県立陶芸の森・滋賀県立安土城考古博物館 連携企画 |
■特別陳列Ⅲ 柳 宗悦の著書『手仕事の日本』に綴られた言葉を道標に、彼が見出した信楽焼の魅力を紹介します。 会期:9月2日(火)~9月28日(日) |
■関連講座 県立陶芸の森館長であり、また作家でもある松井利夫氏が考古資料の魅力について語ります。 会期:9月7日(日)13:00~15:00 |
同 時 期 開 催 「信楽焼と民藝ー考古の眼差し」 |
信楽会場 滋賀県立陶芸の森 陶芸館ギャラリー |
開催期間 | 2025年7月19日(土)~2025年9月23日(火) |
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時間 | 開館時間:午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで |
休館日 | 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日) |
会場 | 滋賀県立安土城考古博物館 〒521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6678 |
ホームページ | https://www.azuchi-museum.or.jp |
料金 | 大人:660円(530円) 大学生:400円(330円) ※小中高生・障がい者及び県内在住の65歳以上の方は無料です。 ※( )は20人以上の団体料金です。 |
お問い合わせ | お問合せ:滋賀県立安土城考古博物館 tel:0748-46-2424/fax:0748-46-6140 e-mail:gakugei@azuchi-museum.or.jp |
主催/後援など | 主催:滋賀県立安土城考古博物館 共催:京都新聞 協賛:甲賀市教育委員会 |