開催期間:2026年3月20日(金)~2026年5月24日(日)

1983年に東京都八王子市に開設した東京富士美術館は、国内外で制作された幅広い時代の絵画・版画・彫刻・写真・陶磁器などを約3万点収蔵しています。とくに西洋絵画コレクションは、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術までを網羅し、国内屈指の充実度を誇ります。本展では同館の所蔵品からえりすぐられた80点あまりの西洋絵画を展覧します。
西洋では伝統的に神話画や宗教画が高尚な絵画ジャンルとして重視されましたが、近代になると斬新な絵画主題の開拓や、造形表現そのものの革新へと画家たちの関心が移っていきました。モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランらオールドマスターの名画を通して、西洋絵画400年の歴史をご堪能ください。
| 展示構成 |
| Ⅰ.絵画の「ジャンル」と「ランク付け」 |
| 西洋絵画では、ルネサンスから19世紀前半まで、絵画の価値は「ジャンル」によって格付けされていました。最も格が高いのは神話や聖書の物語を描いた「歴史画」、次に肖像画、風俗画、風景画、静物画の順で格付けされ、この序列の背景には、キリスト教的価値観やルネサンスの人間中心主義が関係していました。 |
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| なかでも特殊なのは17世紀のオランダで、共和制かつ偶像崇拝を禁止するプロテスタントを国教としていたため、美術作品の需要は裕福な市民階級の中に高まり、特に風俗画や静物画が絶大な人気を博しました。 |
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| Ⅱ.激動の近現代―「決まり事」の無い世界 |
| 第Ⅱ部では、産業革命と市民革命によって誕生した近代社会における絵画を紹介します。18~19世紀のフランス美術界では、古典主義を重んじるアカデミズムが支配的であり、サロンへの入選が画家の成功に不可欠でした。しかし、革命や産業化を経て既存の価値観が揺らぎ、感情や個性を重視する新たな美の価値観が生まれ、美術は伝統よりも独創性を求めるものへと変化していきます。 |
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| 印象派など独自の展覧会を開く動きが広がり、さらに、中産階級の台頭により風俗画や風景画の需要が増え、歴史画の優位性も失われ、ジャンルの序列が解消されていきました。 |
![]() ![]() クロード・モネ《睡蓮》1908年 ルネ・マグリット《観念》1966年
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| 関連イベント |
1,講演会「日本画家から見た『西洋絵画の400年』」(事前申し込み制・先着順)
■日時:2026年3月22日(日)14:00~15:30(13:30受付開始)
■会場:京都市京セラ美術館 講演室(本館地下1階)
■講師:清水由朗氏(東京富士美術館館長)
■定員:80人(無料/ただし入場には観覧券が必要です)
申し込みフォームはこちら→美術館公式サイトまで
※申込受付期間:2026年2月14日(土)12:00~3月18日(水)23:59まで
※定員に空きがある場合は当日参加も可。
2,講演会「西洋絵画400年の魅力~伝統から現代へ~」(事前申し込み制・先着順)
■日時:2026年4月18日(土)14:00~15:30(13:30受付開始)
■会場:京都市京セラ美術館 講演室(本館地下1階)
■講師:三浦 篤氏(大原美術館館長、國學院大學教授、東京大学名誉教授)
■定員:80人(無料/ただし入場には観覧券が必要です)
申し込みフォームはこちら→美術館公式サイトまで
※申込受付期間:2026年3月14日(土)12:00~4月16日(木)23:59まで
※定員に空きがある場合は当日参加も可。
3,学芸員によるギャラリートーク
■日時:2026年4月11日(土)/5月9日(土)14:00~(約30分)
※申し込みなど詳細は美術館公式サイトをご確認ください。
| 開催期間 | 2026年3月20日(金)~2026年5月24日(日) |
|---|---|
| 時間 | 10:00~18:00(最終入場は17:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(ただし、5月4日は開館) |
| 会場 | 京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階 京都市左京区岡崎円勝寺町124 |
| ホームページ | https://www.ktv.jp/event/seiyoukaiga400/ |
| 料金 | 一般:2,000円(1,800円) ⼤学生・専門学校生・高校生:1,500円(1,300円) 中学生・小学生:500円(300円) ペアチケット:3,200円(一般2枚組/前売のみ) 未就学児入場無料 ※価格はすべて税込み ※( )内は前売、20名以上の団体料金 ※障害者手帳等ご提示の⽅は本人及び介護者1名無料(障害者手帳等確認できるものをご持参ください) ※学生料金でご入場の方は学生証をご提示ください。(小学生除く) 【前売券販売期間】 2025年12月10日(水)10:00~2026年3月19日(木)23:59 |
| お問い合わせ | 京都市京セラ美術館 075-771-4334 |
| 主催/後援など | 主催:京都市、京都新聞、産経新聞社、関西テレビ放送 |
| 備考 | ※混雑時は入場をお待ちいただく場合があります。 |