開催期間:2019年4月20日(土)~2019年6月9日(日)
烏丸高辻に伽藍を構える因幡堂平等寺。
日本三如来と称される薬師如来を本尊に祀る古刹です。
因幡堂の本尊薬師如来立像(=写真、重要文化財)をはじめとする霊宝のすべてのほか、東京国立博物館所蔵の「因幡堂縁起」1巻(重要文化財)、また同じく因幡国から伝来したと伝わる岐阜・延算寺の本尊薬師如来立像(重要文化財)などを展示。
この知られざる因幡堂の全貌に迫る企画展「因幡堂 平等寺」を開催します。
四条烏丸の南に伽藍を構える因幡堂平等寺。
因幡堂は東寺・西寺以降、平安京(洛中)に初めて建った仏堂のひとつでした。
「日本三如来」と称され、天竺伝来と伝わる薬師如来を本尊とし、その由緒が因幡堂縁起絵巻に描かれますが、因幡堂の所蔵宝物についてはこれまでほとんど知られていませんでした。
今回の展示では、因幡堂伝来の作品を中心に仏像20体が居並ぶなど、重要文化財5件を含む64件の宝物や史料が展覧されます。
京都在住の方も、京都通を自認する方も、一千年を超える知られざる古刹・因幡堂の全貌をぜひご覧ください。
☆展示構成☆
第1章:伝説のはじまり
【重要文化財】因幡堂縁起 鎌倉時代 東京国立博物館 Image:TNM Image Archives
展示期間:4/20~5/19 ※複製写真パネルは通期で展示
【重要文化財】薬師如来立像 平安時代 平等寺 画像提供:東京国立博物館 Image:TNM Image Archives
第2章:平等寺の信仰と歴史
大黒天立像 室町時代 平等寺
薬師三尊十二神将像(3幅のうち1幅) 伝土佐光茂筆 室町時代 平等寺
第3章:近世のにぎわい
平等寺一山建物惣絵図 江戸時代・1842年 京都・聖護院
開催期間 | 2019年4月20日(土)~2019年6月9日(日) |
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時間 | 午前10時~午後5時(入館は30分前まで) |
休館日 | 月曜休館(ただし、4月29日、5月6日は開館、5月7日休館) |
会場 | 龍谷大学 龍谷ミュージアム 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前) |
ホームページ | https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/ex.html |
料金 | 一般800円(600円)、高校・大学生500円(300円)、小・中学生200円(100円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳等の交付を受けている方およびその介護者1名は無料 |
お問い合わせ | 龍谷大学 龍谷ミュージアム 電話:075-351-2500 |
主催/後援など | 主催:龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞、毎日新聞社 共催:福聚山 因幡堂 平等寺 特別協力:浄土真宗本願寺派、本山 本願寺 協賛:ヤマトグローバルロジスティックスジャパン株式会社、髙島屋 |