アート・展示
京都ならでは!
終了まで59日

開催期間:2018年3月17日(土)~2018年6月24日(日)

開館40周年記念特別展 能と樂茶碗 幽玄と侘び―形の奥にある美意識

能と茶の湯、特に能面と樂茶碗に焦点を当てた展覧会「開館40周年記念特別展 能と樂茶碗 幽玄と侘び―形の奥にある美意識」を開催します。

室町時代は固有の文化・美意識を生み出した日本の歴史上特筆すべき時代です。
鎌倉時代に確立した武家政権は、室町時代に政の中心を京都に移すことにより、公家文化とも融合、また禅などの精神性とも結び付きながら、枯淡で雅な味わいを持つ幽玄や侘茶など、新たな武家芸能を生み出しました。中でも能と茶の湯は、表現を異にするジャンルとは言え、共通する美意識に貫かれ、互いに影響を与えています。
茶の湯の中には、能の謡、演目に因む意匠や銘などが多く見られます。また、今日こそ少なくなりましたが、茶事の席で客と亭主が互いに謡を披露し楽しむこともありました。
能は樂茶碗にも深く影響を及ぼしています。可能な限り装飾を削ぎ落とした美意識は、樂茶碗と能面の目指す共通の表現と言えましょう。また、簡素で狭い茶室の中で長次郎の樂茶碗の放つ存在感は、同様に簡素な能舞台上の演者の端然とした立ち姿に比することができます。特に茶碗に付けられた「銘」は能に因んだものが多く、また、立鼓花入のような能の楽器に因んだものもあります。
本展では能と茶の湯、特に能面と樂茶碗に焦点を当て、作品を通じて幽玄美と侘びの共演、共通する美意識を探ります。

初代長次郎作 赤樂茶碗 銘 道成寺 個人蔵

☆★☆特別企画☆★☆
15代樂吉左衞門 ギャラリートーク
開催日:3月30日(金)、4月6日(金)、4月27(金)、5月4日(金・祝)※、5月25日(金)、6月1日(金)
※特別ゲスト 大月光勲 氏(能面師) をお招きします。→ 5月4日は満席になりました
時間:各回 午後5時~午後6時30分
会費:お一人様 3000円(入館料含む、お土産付き)
*各回30名様まで。電話 (075-414-0304) にて予約受付中

【関連イベント】
☆手にふれる樂茶碗鑑賞会
 小間席の雰囲気をお楽しみいただいた後、樂歴代の作品を手にとって鑑賞していただきます。
 開催日=3月24日(土)、4月7日(土)、5月5日(土・祝)、6月2日(土)
  ※開催日2ヶ月前より電話にて予約受付開始

☆特別鑑賞茶会
 同館所蔵作品を使ってのお茶会です。席主は15代樂吉左衞門。
 茶室では当日使用のお道具について、対話がはずみます。
 開催日=5月13日(日)、6月10日(日)
※開催日1ヶ月前より電話にて予約受付開始

開催期間2018年3月17日(土)~2018年6月24日(日)
時間午前10時~午後4時半(入館は午後4時まで)
休館日月曜休館(祝日は開館)
会場 公益財団法人 樂美術館
京都市上京区油小路通一条下る
ホームページhttp://www.raku-yaki.or.jp/
料金一般1,000円、大学生800円、高校生400円、中学生以下無料
お問い合わせ樂美術館 電話:075-414-0304
主催/後援など主催:樂美術館、京都新聞
後援:京都府、京都市、NHK京都放送局
協賛:公益財団法人 金剛能楽堂財団