開催期間:2020年9月12日(土)~2020年12月24日(木)
織田信長、豊臣秀吉が活躍する時代、千利休により樂茶碗は生み出されました。利休の考える「侘茶」に叶う茶碗の創造を託された陶工・長次郎(樂家初代)は、利休の創意のもと、新たな手法でこれまでにはない一碗の茶碗を生み出します。それが桃山時代に生まれた樂茶碗の始まりです。
時は400年余り経ち、令和の時代となった現在もなお新たな茶碗は生み出されています。長次郎から始まる樂家の当主達は、利休・長次郎茶碗の精神性を中心に据え、それぞれの時代に誰かの真似ではない己自身の作品を生み出していきます。
父から子へ、そしてまたその子へと、樂家の樂焼は一子相伝で連綿と受け紡がれています。
歴代の力作が一堂に会する本展で、桃山から令和に至るまで約450年の歴史の中で紡がれたそれぞれの茶碗をお楽しみください。
== 主な出品作 ==
長次郎 二彩獅子像(重要文化財)
長次郎 赤樂茶碗 銘 つつみ柿(特別出品・個人蔵)
五代 宗入 黒樂茶碗 銘 比良暮雪
十五代 直入 焼貫黒樂筒茶碗 銘 我歌月徘徊
== 関連イベント ==
■手にふれる樂茶碗鑑賞会■
小間席の雰囲気をお楽しみいただいた後、樂歴代の作品を手に取って観賞します。
■特別鑑賞茶会■
美術館収蔵作品を使ってのお茶会です。席主は十五代吉左衞門・樂直入氏。
茶席では当日使用のお道具について、対話がはずみます。
※開催日、詳細は樂美術館ホームページまたはお電話でご確認ください
開催期間 | 2020年9月12日(土)~2020年12月24日(木) |
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時間 | 午前10時から午後4時30分(入館は午後4時まで) |
休館日 | 月曜日(祝日は開館) |
会場 | 樂美術館 京都市上京区油小路通一条下る |
ホームページ | https://www.raku-yaki.or.jp/ |
料金 | 一般1000円、大学生800円、高校生400円、中学生以下無料 |
お問い合わせ | 樂美術館 ℡.075-414-0304 |
主催/後援など | 主 催:公益財団法人 樂美術館、京都新聞 後 援:京都府、京都市、NHK京都放送局 |
備考 | ※新型コロナウイルス等の感染拡大防止対策のため、開館時間・休館日の変更、中止等の可能性があります。 ※ご来館の際にはマスクの着用、手の消毒をお願いしております。 ※詳しくはホームページまたはお電話でご確認ください。 |