開催期間:2018年9月2日(日)~2018年12月9日(日)
本阿弥光悦は元和元年(1615)京都・鷹峯の地を拝領、その地で茶の湯、書、陶芸など、数寄風流の世界を逍遙します。中でも光悦の制作した樂茶碗は、樂家二代常慶、三代道入との交流の中で生まれ、それらは樂家の窯で焼成されました。
本展は、永きにわたって光悦の芸術、作陶を考え続けてきた樂家十五代・樂吉左衞門氏の監修により、光悦茶碗を中心に、常慶や道入などの関連作品も含めて展示致します。
吉左衞門氏が、3年がかりで執筆した『光悦考』(本年2月刊行)での論考・論旨をもとに、温めてきた光悦への熱い思いや、光悦茶碗の新たな視点が浮かび上がる展覧会です。
【主な出品作品】
本阿弥光悦 赤樂茶碗 乙御前 (重要文化財) 個人蔵
本阿弥光悦 黒樂茶碗 朝霧 個人蔵
本阿弥光悦 白樂茶碗 冠雪
三代道入 黒樂茶碗 青山 (重要文化財)
本阿弥光悦 書状 吉左殿宛 (ちゃわん四つ分ほど・・・)
【関連イベント】
☆ギャラリートーク
十五代樂吉左衞門氏によるギャラリートークです。
開催日: 9月6日(木)、9月29日(土)、10月5日(金)、10月12日(金)、10月28日(日)、11月2日(金)、11月9日(金)、11月30日(金)、12月7日(金) 各回午後5時〜午後6時半、3000円(入館料含)
※8月1日(水)より電話にて予約受付開始
☆手にふれる樂茶碗鑑賞会
小間席の雰囲気をお楽しみいただいた後、樂歴代の作品を手にとって鑑賞していただきます。
開催日=9月8日(土)、10月13日(土)、11月10日(土)、12月8日(土)
※開催日2ヶ月前より電話にて予約受付開始
☆特別鑑賞茶会
同館所蔵作品を使ってのお茶会です。席主は15代樂吉左衞門。
茶室では当日使用のお道具について、対話がはずみます。
開催日=9月9日(日)、10月14日(日)
※開催日1ヶ月前より電話にて予約受付開始
開催期間 | 2018年9月2日(日)~2018年12月9日(日) |
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時間 | 午前10時~午後4時半(入館は午後4時まで) |
休館日 | 月曜休館(祝日は開館) |
会場 | 公益財団法人 樂美術館 京都市上京区油小路通一条下る |
ホームページ | http://www.raku-yaki.or.jp/ |
料金 | 一般1,000円、大学生800円、高校生400円、中学生以下無料 |
お問い合わせ | 樂美術館 電話:075-414-0304 |
主催/後援など | 主催:樂美術館、京都新聞 後援:京都府、京都市、NHK京都放送局 |