アート・展示
滋賀ならでは!
終了まで29日

開催期間:2017年10月7日(土)~2017年11月19日(日)

大津京遷都一三五〇年記念 企画展 大津の都と白鳳寺院

大津京遷都一三五〇年記念 企画展 大津の都と白鳳寺院

本年は、大津遷都から1350年の節目の年になります。これを記念し、本展では大津宮関連資料や、大津の古代寺院の出土資料などを展示します。また、白鳳時代~奈良時代をはじめとして、7世紀に造られたさまざまな仏像や瓦を展示し、大津に都があった頃の華やかな仏教文化について紹介します。


かつて近江にわが国の都が置かれたことがありました。それが近江大津宮、いわゆる「大津京」です。乙巳の変(665年)後、天智天皇によって飛鳥から大津に遷都されたのは天智天皇6年(667年)3月19日のことでした。この頃、朝鮮半島では日本と親しかった百済、さらには高句麗が唐と新羅によって滅ばされ、東アジアは激動の時を迎えていました。わが国の歴史の転換期ともなったこの7世紀後半(白鳳時代)は、豊かな仏教文化が花開き、大津はその中心地のひとつでした。

本年は大津に都が移されて1350年の節目の年になります。それを記念して、本展では、大津への遷都に関するさまざまな歴史を紹介します。さらには宮殿内に仏殿があったことで知られる近江大津宮にちなみ、白鳳~奈良時代をはじめとして、中国の隋~初唐時代や朝鮮半島の三国(百済・高句麗・新羅)~統一新羅時代を中心に造られた、金剛仏や塑像、塼像、瓦といった、7~8世紀の文化財を展示します。大津に都があった頃の、華やかだった仏教文化の香りを紹介します。

作品画像は、
・上段左:大津宮中枢部建物復原模型 本館像
・上段右:軒丸瓦・方形軒瓦(南滋賀町廃寺)大津市指定文化財 白鳳時代 近江神宮蔵
・中段左:十一面観音立像(崇福寺伝来) 重要文化財 平安時代 園城寺蔵
・中段中:菩薩半跏像 朝鮮三国もしくは白鳳時代 比叡山延暦寺蔵
・中段右:如意輪観音半跏像 朝鮮三国時代 京都市・妙傳寺蔵
・下段左:塼仏断片(崇福寺出土) 大津市指定文化財 白鳳時代 近江神宮蔵
・下段右:鴟尾(山ノ神遺跡出土) 重要文化財 白鳳時代 大津市蔵


★企画関連講座★
※各回とも14時~15時30分(11月18日は午後半日)
※有料。事前申込が必要。詳しくは大津市歴史博物館まで。

・10月14日(土)「大津宮を考えるために―継体・天智・聖武―」
 細川 修平氏(彦根市教育委員会主幹)
・10月15日(日)「妙傳寺半跏思惟像が三国時代の作とわかるまで」
 藤岡 穣氏(大阪大学大学院教授)
・10月22日(日)「大津京と京内寺院」
 林 博通氏(滋賀県立大学名誉教授)
・10月28日(土)「壬申の乱と山前」
 松浦 俊和氏(前大津市歴史博物館館長)
・11月4日(土) 「白鳳仏の源流を求めて―菩薩像の着衣形式を中心に―」
 岩井 共二氏(奈良国立博物館学芸部情報サービス室長)
・11月5日(日) 「塼仏の系譜―穴太廃寺と崇福寺の塼仏を中心に―」
 萩原 哉氏(武蔵野美術大学講師)
・11月11日(土)「大津の都を護る神仏」
 葛野 泰樹氏(元滋賀県文化財保護課)
・11月18日(土)「現地見学会(崇福寺~近江大津宮錦織遺跡ほか)」
 福庭 万里子氏(大津市歴史博物館学芸員)
・11月25日(土)「近江大津宮研究の最前線」(ミニ企画展関連講座)
 吉水 眞彦氏(大津市文化財保護課・前大津市歴史博物館副館長)

ぜひお越しください!

◆◆◆京都新聞の特集紙面はコチラ

開催期間2017年10月7日(土)~2017年11月19日(日)
時間午前9時~午後5時(入館は閉館30分前)
休館日月曜日(ただし10月9日は開館、翌10日は閉館)
会場 大津市歴史博物館
大津市御陵町2-2
ホームページhttp://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/
料金一般1000円(800円)、高・大生600円(480円)、中・小生200円(160円)
かっこ内は前売り、15人以上の団体割引、大津市内在住の65歳以上の方、大津市内在住の障がい者の方と介護保険の要介護者または要支援者の方の割引料金
お問い合わせ大津市歴史博物館077(521)2100
主催/後援など主催:大津市、大津市教育委員会、大津市歴史博物館、京都新聞
特別協力:大阪大学日本・東洋美術史研究室
協力:石山寺、近江神宮、園城寺、比叡山延暦寺、湖信会、対馬市、対馬市教育委員会
後援:NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、エフエム滋賀、エフエム京都