開催期間:2018年12月15日(土)~2019年1月12日(土)
明治40年に第1回文部省美術展覧会(略して文展)を礎とし、「帝展」「新文展」「日展」と名称を変えつつ、常に日本の美術界をリードし続けてきた日展は今年110年を迎えます。日本画と西洋画、彫刻の3部制で始まりましたが、昭和2年に工芸美術が加わり、昭和23年に書が参加しました。現在では、各部門において日本の美術界を代表する巨匠から、第一線で意欲的に活躍している中堅、新人を多数擁して世界にも類のない一大総合美術展として、全国の多くの美術ファンが関心を集めています。
日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5部門にわたって、全国巡回の基本作品と京都・滋賀の地元関係作品の計約510点をご覧いただけます。
陳列作品はいずれも高い水準を示すものであり、現代の日本美術を理解するのに格好の展覧会と言えるでしょう。
◎会期中、多数の催し物をご用意しています。
※都合により急遽作家が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
◆◆◆ ギャラリートーク ◆◆◆
展覧会場で各部門出品作家が解説を行います。
入場券をご用意のうえ、当日直接会場へご来場ください。
12月16日(日)
11:00~12:00 書 (杭迫 柏樹,竹内 勢雲,吉見 靖子)
13:00~14:00 工芸美術(春日井 路子,河合 徳夫,村田 好謙)
14:15~15:15 日本画 (上田 勝也,川島 睦郎,松崎 良太)
12月22日(土)
11:00~12:00 洋画 (池田 良則)
13:00~14:00 日本画 (渡辺 信喜,市原 義之,中村 文子)
12月23日(日)
11:00~12:00 彫刻 (宇治川 久司,竹谷 邦夫,伊庭 靖二,吉居 寛子)
12月24日(月・振休)
11:00~12:00 書 (真神 巍堂,日比野 実)
1月3日(木)
11:00~12:00 日本画 (岡村 倫行,丹羽 貴子,桑野 むつ子)
1月4日(金)
11:00~12:00 工芸美術(河野 榮一,谷野 吉冬,小林 祥晃,安田 佳代)
13:00~14:00 彫刻 (江里 敏明,小野 啓亘,伊庭 照実)
14:15~15:15 洋画 (阪脇 郁子)
1月5日(土)
11:00~12:00 日本画 (渡辺 信喜,河村 源三,松崎 良太)
1月6日(日)
11:00~12:00 洋画 (中村 龍介)
13:00~14:00 日本画 (山﨑 隆夫,由里本 出,中村 文子)
1月8日(火)
11:00~12:00 彫刻 (木代 喜司,嶋畑 貢,紺谷 武)
14:15~15:15 工芸美術(井隼 慶人,吉水 絹代,桑原 紀子,伯耆 正一)
1月9日(水)
11:00~12:00 書 (山本 悠雲,中路 佳保里)
13:00~14:00 洋画 (児玉 健二)
14:15~15:15 彫刻 (宮瀬 富之,笹山 幸德,谷口 淳一,三上 健治)
1月10日(木)
11:00~12:00 工芸美術(叶 道夫,横山 喜八郎,内藤 英治,小林 英夫)
1月11日(金)
11:00~12:00 書 (原田 玉童,佐々木 宏遠,木村 通子)
13:00~14:00 日本画 (山﨑 隆夫,上田 勝也,桑野 むつ子)
=写真は、「何処へ」山﨑 隆夫(日本画)=
◆◆◆ ワークショップ(制作体験)◆◆◆
出品作家が講師をつとめるワークショップを開催します。
※申込制(小学3年生以下は保護者同伴)
※会場=みやこめっせ(地下1階)工芸実技室
12月23日(日・祝)
14:00~16:30 彫刻 (宇治川 久司,竹谷 邦夫,伊庭 靖二)
「大理石でペーパーウエイト制作」
※定員10名/高校生以上/1000円
12月24日(月・振休)
13:30~15:30 工芸美術(向井 弘子)
「すず板を使って豆皿を作ろう」
※定員15名/小学生以上/500円
12月26日(水)
13:30~16:00 日本画 (片山 侑胤,長谷川 雅也,辻野 宗一)
「美しく日本画を描こう」
※定員25名/小学生以上/無料
1月5日(土)
14:00~16:00 洋画 (池田 良則)
A:モデルさんを描こう
※定員15名/中学生以上/無料
B:自画像を描こう
※定員15名/概ね5歳以上/無料
1月6日(日)
13:30~15:00 書 (尾西 正成,万殿 紳水,中村 史朗,西村 大輔)
「帖作品をつくる」 ― 色紙形に好きなことばを書く ―
※定員20名/どなたでも/1000円
◆◆◆ 視覚障害者のための「手で触れる日展」◆◆◆
日展京都展の彫刻作品の一部を手で触れて鑑賞していただけます。
12月16日(日)
13:30~16:00 講師 (木代 喜司,谷口 淳一)
※問い合わせ・申込み
京都府視覚障害者協会文化部「手で触れる日展鑑賞会」係 電話075(462)2414
◆◆◆ 京都ミュージアムズ・フォー連携講座 ◆◆◆
日展京都展にちなんで京都市美術館学芸員が講演します。
1月3日(木)
14:00~15:30 「明治から平成まで 京都を彩った日展111年の名作・話題作」
講 師=吉中 充代(京都市美術館学芸課課長補佐)
会 場=みやこめっせ(地下1階)大会議室
定 員=100名
申込み方法=当日先着順(当日13:30に開室します)
開催期間 | 2018年12月15日(土)~2019年1月12日(土) |
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時間 | 午前9時~午後5時 ※入館は閉館30分前まで。初日のみ午前10時開会式終了後開館 |
休館日 | 12月17日(月)および12月28日(金)~1月2日(水)、1月7日(月) |
会場 | 京都市美術館別館、みやこめっせ、日図デザイン博物館 京都市左京区岡﨑公園内 |
ホームページ | http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/ |
料金 | 一般1,000円(800円)、高大生600円(500円) ※かっこ内は前売りおよび20名以上の団体料金 ※中学生以下、京都府下および滋賀県下に在住または通勤・通学の平成30年3月末で18歳以下の方、京都市内在住の満70歳以上の方(京都市敬老乗車証等で確認)、障害者手帳等を提示の方は無料 |
お問い合わせ | 京都市美術館 電話075-771-4107 |
主催/後援など | 主催:改組新第5回日展京都展実行委員会(京都市・京都新聞) 後援:京都市教育委員会、京都商工会議所、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都 |