開催期間:2024年7月6日(土)~2024年9月1日(日)
穏やかな自然に育まれ、悠久の歴史と物語を秘めた「奈良大和路」。はるか1400年の昔から数多くの寺院が建立されたこの地には、静かな慈愛に満ちた“みほとけ”が伝えられています。
大和の情景は古代から多くの歌人に詠まれ、近代でも憧れをもった文学者たちがこぞって南都の古寺や風土を巡りました。
本展では、法隆寺、東大寺、薬師寺、唐招提寺、大安寺、西大寺をはじめとする古寺の仏像、絵画、工芸品を、奈良を愛した写真家・入江泰吉の作品と、この地を舞台にした文学を交えて紹介します。
古事記に「大和は国のまほろば」とうたわれた奈良。はるか1500年以上も前の六世紀頃から古代の都が置かれ、国家の基礎づくりが始まりました。文化の面では、飛鳥・白鳳・天平の大輪の文化の花が咲き開きます。その柱となったのが、大陸から渡来した仏教です。
本展では奈良各地の寺院に祀られ、今なお信仰の対象とされる仏像を一堂に展観いたします。あたかも奈良大和路の古寺を巡礼しているような気持ちで展覧会場を巡り、歴史の重みや心の安らぎを感じていただければ幸いです。
国宝 観音菩薩立像(夢違観音)
飛鳥~奈良時代 7-8世紀 法隆寺蔵
展示期間:7月6日~8月4日
(画像提供:奈良国立博物館)
重要文化財 文殊菩薩立像(法隆寺六観音のうち)
飛鳥時代 7世紀 法隆寺蔵
(画像提供:奈良国立博物館)
国宝 弥勒仏坐像
平安時代 9世紀 東大寺蔵
展示期間:7月6日~7月21日
(画像提供:奈良国立博物館)
国宝 聖観世音菩薩立像
飛鳥~奈良時代 7-8世紀 薬師寺蔵
(画像提供:奈良国立博物館)
天部形立像(伝帝釈天)
平安時代 9-10世紀 唐招提寺蔵
(画像提供:龍谷ミュージアム)
重要文化財 馬頭観音菩薩立像
奈良時代 8世紀 大安寺蔵
展示期間:8月6日~9月1日
(画像提供:奈良国立博物館)
奈良県指定文化財 密教法具
鎌倉時代 13-14世紀 西大寺蔵
(画像提供:奈良国立博物館)
重要文化財 持国天立像
平安時代 11-12世紀 MIHO MUSEUM蔵
展示期間:7月6日~8月4日
(撮影:山崎兼慈)
【同時開催】こちらもオススメ!
2015年、UAEシャールジャ首長国のムレイハ遺跡から発見された出土品は、ここが恐らく首都であった紀元前3世紀に遡るヘレニズム時代オマーン王国の存在を確認させるものでした。ここからは王宮、城壁、住宅、墓地が発掘されており、出土品にはエジプト、ギリシア、ローマ、パルティア、中央アジア、インド文化などの影響が見られます。この古代王国は紀元4世紀に急に姿を消しましたが、後世に古代の海洋交流について語る豊富な文化を残しました。 展示は、近年新たに発見された作品を中心に100点余りで構成します。 期 間: 夏季 7月 6日(土)~ 9月 1日(日) |
☆★☆★☆2024年7月4日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!
開催期間 | 2024年7月6日(土)~2024年9月1日(日) |
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時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで) |
休館日 | 月曜日、7月16日(火)、8月13日(火) ※7月15日(月)、8月12日(月)は開館 |
会場 | MIHO MUSEUM 甲賀市信楽町田代桃谷300 |
ホームページ | https://www.miho.jp/current_exhibition/ |
料金 | 一般1300円、高・大生1000円、中学生以下 無料 【20名以上の団体は各200円割引】 |
お問い合わせ | MIHO MUSEUM TEL:0748-82-3411 FAX:0748-82-3414 |
主催/後援など | 主催:MIHO MUSEUM、京都新聞 後援:奈良県、滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、エフエム京都、帝産湖南交通 協力:なら歴史芸術文化村、入江泰吉記念奈良市写真美術館 企画協力:TNCプロジェクト |
備考 | 期間中、一部展示替えあり |