開催期間:2021年7月10日(土)~2021年9月5日(日)
1958年8月29日、アメリカ合衆国インディアナ州で誕生したマイケル・ジャクソン。
1969年、5人組兄弟グループ「ジャクソン5」のリード・シンガーとしてデビュー。その後、ソロアーティストとして1982年に発表したアルバム《スリラー》は全米チャート37週連続1位、第26回グラミー賞では8部門受賞という偉業を達成。1980年代から1990年代、音楽業界が最高潮を迎える中、「プロモーション・ビデオ」と呼ばれ、単なる宣伝材料として捉えられていた音楽ビデオを「ショート・フィルム」(短い映画)と新たに定義、芸術作品として昇華させたこともマイケル・ジャクソンが生みだした大きな革命のひとつです。彼自身の類まれなるダンス・パフォーマンスと演出家としての才能は、ビジュアル・イメージが重要な役割を果たす現在の音楽シーンの礎を築きました。その功績は「史上最も成功したエンターテイナー」として語り継がれています。
本展では、マイケル・ジャクソンの代表作からのスチール写真をアーカイブするとともに、世界中のファンを熱狂の渦へと巻きこんだ3つのワールド・ツアーでの圧巻のライブ・パフォーマンスを通して、100点を超える写真を展覧します。世界が悲しみにつつまれた2009年6月25日から早くも12年。亡くなった今もなお多くのファンを魅了し続けているマイケル・ジャクソン。彼の音楽と共に、展覧会をお楽しみください。
スリラー 1983
Photo of est/Aflo
Chapter 1 Moment
わずか11歳で4人の兄たちと共に結成した「ジャクソン5」のリード・ボーカルに。名門レーベル「モータウン」からの華々しいデビュー後、10代後半の「ジャクソンズ」期には作詞・作曲家としての才能も開花。並行して続けたソロ活動でも記録的成功と革新を成し遂げます。本章では、『スリラー』『ビート・イット』『バッド』といった彼の代表作の「ショート・フィルム」(ミュージック・ビデオ)のスチール写真を織り交ぜ紹介し、ライブや映像で世界のエンターテインメント界の頂点を駆け抜けたマイケル・ジャクソンの足跡をダイジェストでたどります。
ジャクソン5 1972
Paul Slaughter/Renta/Aflo
スムース・クリミナル 1987
Photofest/Aflo
Chapter 2 Journey
マイケル・ジャクソンが生み出すライブ・パフォーマンスは世界を熱狂させ、その後の「コンサート」の概念を変えました。日本を皮切りに全15カ国123公演が行われた初のソロ・ツアー「バッド・ワールド・ツアー」から、演出がよりダイナミックになった「デンジャラス・ワールド・ツアー」、過去最高の450万人を動員した「ヒストリー・ワールド・ツアー」。本章では、生涯3度だけのワールド・ツアーで残された貴重なパフォーマンス写真を一挙展覧します。
バッド・ワールド・ツアー 1988
Hitoshi Katanoda/Aflo
バッド・ワールド・ツアー 1988
Mirror pix/Aflo
【監修者プロフィール】 |
開催期間 | 2021年7月10日(土)~2021年9月5日(日) |
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時間 | 10:00~19:30(入館締切:閉館30分前) |
休館日 | 会期中無休 |
会場 | 美術館「えき」KYOTO 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 |
ホームページ | https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2107.html |
料金 | 一般 900円(700円) 高・大学生700円(500円) 小・中学生500円(300円) ※「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名 さまは、当日料金より各200円割引 |
お問い合わせ | ジェイアール京都伊勢丹 TEL 075(352)1111(大代表) |
主催/後援など | 主 催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞 後 援:エフエム京都 監 修:西寺郷太 協 力:富士フイルム株式会社 広報協力:FM COCOLO 企画制作:クレヴィス |
備考 | ※新型コロナウイルス感染症の状況により、開催内容および開館時間が変更になる場合があります。最新情報は館ホームページでご確認ください。 |