開催期間:2020年9月1日(火)~2020年12月13日(日)
MIHO MUSEUM は、1997 年11 ⽉の開館以来、古代エジプトから⻄アジア、ギリシア・ローマ、南アジア、中国など、世界の古代美術に加え、わが国の古代から江⼾時代にわたる⼯芸、彫刻、絵画など幅広い分野のコレクションを公開してきました。
本展覧会では、コレクションの原点である⽇本美術をテーマに、約70件の作品を通して、MIHO コレクションの形成・発展の様相を展望していきます。桃⼭から江⼾時代の絵画を中⼼に、それらに⼤きな影響を与えた中国の絵画をあわせた展⽰で、桃⼭から江⼾時代の⽂化が中国的な教養と王朝的な教養、仏教的な教養を基礎として、⽇本独⾃の創造を⽣みだして⾏った様を通観していただけます。
MIHO コレクションから、初公開となる作品を数多く含む、⽇本古美術をお楽しみください。
延期になっていた特別展が9月1日(火)より開催します!!
【新型コロナウイルス感染拡大防止のため以下のご協力をお願いします】 ≪お客様へのお願い≫ ≪運営方法の変更点≫ 詳細はMIHO MUSEUMホームページでご確認ください。 |
伊藤若冲 象と鯨図屏風 江戸時代 寛政7(1795)年
初公開作品 約34件!!
コレクション全体を展望してみると、形成される過程にはいくつかの画期がありました。
本展覧会では、コレクションの形成過程を、茶道具を中⼼とした「黎明期」、MIHO MUSEUM開館に向けて⼤型の美術品が加わった「発展期」、そしてMIHO MUSEUM 開館以後、美術館らしい⼤作が加わった「充実期」に分けてご覧いただきます。
1960〜70 年代の「黎明期」に、お茶を基軸として、茶道具や茶室を彩る絵画からコレクションは始まりました。1980 年からMIHO MUSEUM グランドオープンの1997 年までの「発展期」には、等⾝⼤の仏像や⼤甕、屏⾵などの⼤型美術品もコレクションに加わりました。
宋・元時代の中国絵画や、その技法を取り⼊れた桃⼭時代から江⼾初期の絵画、王朝⽂化を継承する源⽒物語、伊勢物語を題材にした絵画も集まります。1997 年開館後の「充実期」は、展⽰活動に伴って収集のペースはゆっくりとしたものになりましたが、伊藤若冲や与謝蕪村、曽我蕭⽩らの⼤作との出会いがあり、コレクションの幅が⼤きく広がっていきました。
本展覧会では、MIHO MUSEUM コレクションのなかでも⼈気の⾼い、伊藤若冲「象と鯨図屏⾵」、与謝蕪村「⼭⽔図屏⾵」などに加えて、⻑⾕川派の「源⽒物語図」、本阿弥光悦の⾊紙など、初公開となる作品が数多く展⽰されます。半世紀をこえるMIHO コレクションの形成過程をふり返るとともに、30 件を超える初公開作品を含めた、桃⼭から江⼾時代の絵画をお楽しみください。
主な作品
籐組茶籠
源氏物語図屏風(右隻) 長谷川派筆 江戸時代
色紙 本阿弥光悦筆 桃山~江戸時代
宮本武蔵 眠り布袋図 江戸時代
達磨図 岩佐又兵衛筆 江戸時代
☆★☆★☆2020年3月12日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!
開催期間 | 2020年9月1日(火)~2020年12月13日(日) |
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時間 | 【開館時間変更しています】 午前10時~午後4時(入館は午後3時まで) |
休館日 | 月曜日※9月21日、11月23日(月)は開館、9月23日、11月23日は休館 |
会場 | MIHO MUSEUM 甲賀市信楽町⽥代桃⾕300 |
ホームページ | http://miho.jp |
料金 | ⼀般1300 円、⾼・⼤⽣1000 円、中学⽣以下 無料 【20 名以上の団体は各200 円割引】 |
お問い合わせ | TEL.0748-82-3411 |
主催/後援など | 主催:MIHO MUSEUM、京都新聞 後援:滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK ⼤津放送局、BBC びわ湖放送、エフエム京都、帝産湖南交通 |