開催期間:2025年4月12日(土)~2025年5月11日(日)
京都を舞台に開催される国際的な写真展「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」。13回目となる2025年は「HUMANITY(人間性)」をテーマに14の展覧会を15の会場で開催します。
京都新聞ビル地下1F(印刷工場跡地)&1Fではフランス人アーティストJRの作品を展示。
2024年9月、JRと彼のチームは京都のさまざまな場所で移動式のスタジオを構え、道ゆく人に声をかけポートレートを撮影しました。ポートレートはコラージュされ、壮大なインスタレーションが京都新聞会場で展開されます。
JR, Official portrait, 2022 ©Grégoire Machavoine -BW.jpg.crdownload
フランス出身。道ゆく人に自分自身の認識と対峙するような問いを投げかける記念碑的なパブリック・アート・プロジェクトを発表している。
パリ郊外に住むステレオタイプの若者の在り方に異議を唱えた最初の大規模プロジェクト〈時代の肖像〉(2004–06年)を制作後、国際的に活動を開始。パレスチナとイスラエルの分離壁のそれぞれの側に暮らす人々のポートレート(2007年)、ケニアの巨大スラム街キベラの電車の車両に出現する女性の目(2009年)、アメリカとメキシコの国境のフェンスから覗く巨大な幼児(2017年)など、実物を超えるサイズのインスタレーションは人々の日常の物語を拡張し、対話を促している。JRは屋外だけでなく屋内でも作品を発表し、これまで世界各国で展示を開催している。ブルックリン美術館(2019年)やヨーロッパ写真美術館(2018年)で大規模な回顧展を開催したほか、ヴェネツィア・ビエンナーレ(2022年)、サンフランシスコ近代美術館(2019年)、NGVトリエンナーレ(2020年)で作品やインスタレーションを発表している。
2017年、JRは市民参加型の壮大な壁画シリーズ〈クロニクル〉プロジェクトを開始。何百人もの人々を撮影し彼らのポートレートをコラージュして、その土地の特性や社会構造を現すリアルな構図を作り上げている。
The Chronicles of New York City, Domino Park, USA, 2020 © JR
JR - The Chronicles of San Francisco, Lightbox, USA, 2018, detail 2
The Chronicles of Kyoto, Close Up, Japan, 2024 © JR
Behind the Scenes: JR, The Chronicles of Kyoto, 2024 © Hiroshi Yamauchi
◆その他のプログラムの詳細はこちら
https://www.kyotographie.jp
開催期間 | 2025年4月12日(土)~2025年5月11日(日) |
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時間 | 10時~18時 土日祝は19時まで ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 4月15日(火)・4月20日(日)・4月28日(月)、5月7日(水) |
会場 | 京都新聞ビル地下1F(印刷工場跡地)& 1F 京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239 |
ホームページ | https://www.kyotographie.jp/programs/2025/jr-1/ |
料金 | 限定無料チケット(オンライン配布)または各種KYOTOGRAPHIEパスポート ※詳細は公式サイトで確認 |
お問い合わせ | KYOTOGRAPHIE事務局 Mail:info@kyotographie.jp TEL:075-708 -7108 |
主催/後援など | 主催:一般社団法人KYOTOGRAPHIE 共催:京都市、京都市教育委員会、京都新聞 |
備考 | ※会場でのチケット販売はありません。 ※作品の性質上、一部エリアは入れ替え制でのご案内を予定しております。 |