開催期間:2020年1月4日(土)~2020年1月20日(月)
今や日本美術において圧倒的な人気を博す奇想の画家 伊藤若冲。
本展では、若冲が生涯を過ごした「京都」に伝わる名品の数々を、若冲と深いかかわりを持つ名刹や若冲蒐集で国内外に知られる細見美術館等の所蔵品により展覧します。
そこにあるのは、生きとし生けるものへの慈愛とまなざし
緻密に描きこまれたディテール、微笑ましいユーモラスな表情など、
信仰に裏付けられた優しくも生命力に溢れる選りすぐりの作品をお楽しみください。
併せて若冲派と呼ばれる弟子たちの作品もご紹介します。
魅せられ愛でる
世に先駆けて蒐集された細見美術館の若冲コレクション。
30代~80代までを網羅する作品で、作家の画業を追います。
伊藤若冲「雪中雄鶏図」 細見美術館蔵
守り伝える
その生涯に大きな影響を与えた大典和尚と相国寺など、
お寺の存在は若冲を語る上で欠くことはできません。
京都の8ヶ寺が所蔵する貴重な若冲作品を一堂に展覧します。
伊藤若冲「竹虎図」(左幅) 鹿苑寺蔵
憧れ挑む
近年研究が進み注目されている弟子たち、若冲派の作品。
若冲の絵に憧れ若冲を慕って試行錯誤した画家たちの想いをご紹介します。
処冲「蟹図」 宝蔵寺蔵
◆ギャラリートーク開催◆
①1月4日(土) 細見良行氏(細見美術館 館長)
②1月11日(土) 平塚景山氏(相国寺承天閣美術館 参事)
③1月12日(日) 岡田秀之氏(福田美術館 学芸課長)
会場:京都髙島屋 7階グランドホール
時間:各日午前11時と午後2時の2回
また、1月9日(木)午後2時からは、細見氏と岡田氏の二人による
スペシャルギャラリートークの開催が決定しました!
※ご観覧には入場券が必要です。
※都合により変更となる場合があります
開催期間 | 2020年1月4日(土)~2020年1月20日(月) |
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時間 | 午前10時~午後8時 ※最終日は午後5時まで ※入場は閉場30分前まで |
会場 | 京都髙島屋 7階グランドホール |
料金 | 一般1,000円(800円)、高大生800円(600円) ※中学生以下無料 ※かっこ内は、前売と10名以上の団体料金 ※京都新聞トマトカード提示にて本人無料、同伴者2名まで半額入場可 |
主催/後援など | 主催:MBS、京都新聞 監修:細見良行(細見美術館 館長)、岡田秀之(福田美術館 学芸課長) |