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京都ならでは!
終了

開催期間:2019年9月6日(金)~2019年10月14日(月)

◆終了◆ 住友財団修復助成30年記念 特別展「文化財よ、永遠に」

◆終了◆ 住友財団修復助成30年記念 特別展「文化財よ、永遠に」

いにしえの文化や思想を伝える美術工芸品や歴史資料、その多くは、材質上、朽ち果てる宿命といっても過言ではありません。今日そういった文化財に出会えるのは、人から人へ大切に手入れし受け継がれてきたからにほかなりません。その背後にあるのは、守り伝えようとする篤い意志、そして古来培われた修復技術でした。住友財団では、そのバトンを次代につなぐべく、文化財維持・修復事業への助成につとめ、近く30年を迎えます。累計千件におよぶ助成対象のうち、集中するのが京都やその周辺。千年を超え日本の政治文化の中心だったこの地には、戦乱や天災を越え積層した記憶の数々、美意識の結晶があります。本展では、湖大から近世にいたる彫刻、絵画、文書など、住友財団助成の修復でよみがえった古都ゆかりの名品をあつめ、修復の物語とともにそのかけがえのない価値を再考します。本展が未来へと紡ぐ糸となれば幸いです。※会期中展示替えあり

【主な展示作品】


大日如来坐像 平安時代・12世紀 京都・浄瑠璃寺


重要文化財 水月観音像 徐九方 朝鮮・高麗時代・至治3年(1323)泉屋博古館蔵【展示:9/6~9/23】


右:重要美術品 仏涅槃図 土佐行広 室町時代・宝徳3年(1451)頃 京都・興聖寺
左:猛虎図 伝・李公麟 朝鮮王朝時代・16世紀 京都・正伝寺


国宝 明月記(巻47) 藤原定家 鎌倉時代・13世紀 京都・冷泉家時雨亭文庫【展示:9/6~9/23】


国宝 山水屏風 鎌倉時代・13世紀 京都・神護寺【展示:9/6~9/23】 TNM Image Archives 

【関連イベント】※いずれも入館料だけでご参加いただけます。

■ 講演会 ※講堂にて、定員100名。当日10時より整理券配布します。

「木の文化財を救う―木の埴輪から元寇の沈没船の保存まで」
9月16日(月祝) 13時30分~15時
今津節生氏(奈良大学文学部長・教授 文化財保存科学)

「仏像の文化財修理」
9月28日(土)13時30分~14時30分
隂山 修氏(公益財団法人美術院 国宝修理所所長)

■ワークショップ ※9月6日(金)9時より受付、要予約。(電話075-771-6411)

彫刻修理「仏像修復、基本の木」
講師:公益財団法人美術院 国宝修理所
9月21日(土)10時30分~、14時~ (1時間程度)
対象:小学4年生以上(各回定員20名)

絵画修理 トーク&ワーク
講師:国宝修理装潢師連盟
「装こう師―国宝のお医者さんにかけ軸の修理を学ぼう」(小中学生むけ)
10月5日(土)10時30分~12時
対象:小学4年生~中学生(定員12名)

「装潢師のお仕事―国宝絵画の修理現場から」(一般向け)
10月5日(土)14時~16時
対象:高校生以上、一般(定員12名)

■「文化財よ、永遠に」展 列品解説
14時より展示室にて学芸員が行います。
9月15日(日)実方葉子氏「ICOM京都大会開催記念特別版」
9月29日(日)実方葉子氏「書画を中心に」
10月9日(水)竹嶋康平氏「仏像を中心に」

■青銅器館 列品解説
14時より展示室にて学芸員が行います。
9月22日(日)山本 尭氏「中国青銅器の時代」

【関連展覧会】

本展は住友財団修復助成30年の記念として、全国4会場で同時期に開催される展覧会の一環です。
※各会場で異なる作品を展示します。
泉屋博古館分館(東京):2019年9月10日(火)~10月27日(日)
東京国立博物館(東京):2019年10月1日(金)~12月1日(日)
九州国立博物館(福岡):2019年9月10日(火)~11月4日(月・振休)


☆★☆★☆2019年9月4日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!

開催期間2019年9月6日(金)~2019年10月14日(月)
時間10時~17時(入館は16時30分まで)
休館日月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)
※9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)は開館
会場 住友コレクション 泉屋博古館
京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町24
ホームページhttps://www.sen-oku.or.jp/kyoto/
料金一般600円、高大生400円、中学生以下無料
※20名以上は団体割引20%、障害者手帳ご提示の方は無料
※企画展・青銅器館両方ご覧いただけます
お問い合わせ泉屋博古館
電話:075-771--6411(代)
主催/後援など主催:泉屋博古館、住友財団、住友グループ各社、読売新聞社、京都新聞
後援:文化庁、美術院、国宝修理装潢師連盟、京都市、京都市教育委員会、京博連、公益社団法人京都市観光協会