開催期間:2024年6月1日(土)~2024年6月30日(日)
京セラギャラリーにて、「京都 日本画新展」入賞者の小谷光・森萌衣・山部杏奈による作品展を開催します。
「心地の良い場所」とはどのようなものでしょう。仕事、生活、人間関係など日々過ごす中で、ついつい何かに追われ、息苦しく感じることはありませんか?そんな時に、ホッと一息つくことは大切です。どこか心落ち着く、調和に満ちた「心地の良い場所」に身を置くことで、改めて自分と向き合い、新たな歩みを進められるのではないでしょうか。
本展では「京都日本画新展」入賞歴のある 3 名の若手日本画家が、「心地の良い場所」をテーマに、それぞれの世界観でギャラリー内の空間を演出します。 作家それぞれが魅せる「心地の良い場所」で、ゆったりとしたひと時を過ごしてみませんか。
京セラギャラリー 2024 年春季特別展 「心地の良い場所-京都 日本画新展入賞者展-小谷光/森萌衣/山部杏奈 」
「京都 日本画新展2023」 大賞の小谷光と、「京都 日本画新展2020」奨励賞・京都商工会議所会頭賞の森萌衣、「京都 日本画新展2024」大賞の山部杏奈ら3名の若手日本画家が「心地の良い場所」をテーマに、新作を含む約30点を展示予定。
〇京都 日本画新展とは
「京都 日本画新展」は、京都経済人や学識者らでつくる「京都懇談会」の提言をもとに、若手日本画家の活動奨励を目的として2008年度に創設されました。日本画を志す若手作家たちが自由にのびのびと日本画を描くことを応援し、作品発表の場を提供しています。「京都画壇」の流れを汲む、今の「日本画」の潮流そのものである若手作家の活動を奨励することで、日本の伝統を後世につなぐと同時に、京都から羽ばたく若手芸術家の人材育成に寄与すべく、活動を続けています。15年にわたる開催の中でこれまでの出品作家は 300 人を超えました。その多くが多方面から評価を受けており、たんなる展示の場としてだけでなく、若手日本画家の登竜門ともいえる育成の場にもなっています。
≪ 京都 日本画新展2024の特集はこちら ≫
〇作家略歴
小谷光 ≪LAKE GLASS≫ 2023年
小谷光(こたにひかる)1987年 兵庫県出身
大阪芸術大学大学院 絵画制作研究領域 修士課程修了
「京都 日本画新展2023」 大賞(同19、21年出品)
滋賀を拠点に、今を生きる作家として現在進行形の表現に重きを置く小谷光は、この展示で新たな画題に挑戦します。
普段は主に人物をモチーフにすることの多い小谷ですが、今回描くのは「琵琶湖」。
制作に没頭した徹夜明け、車を走らせて見にいくという早朝の穏やかな琵琶湖の情景をもとにした新作を展示します。
森萌衣 ≪一糸≫ 2021年
森萌衣(もりめい)1996年 京都府出身
京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程 絵画専攻(日本画)修了
「京都 日本画新展2020」奨励賞・京都商工会議所会頭賞
自身の「好き」に向き合い、日本画の絵具の特性・魅力を活かした制作を行う森萌衣は、
日本画だけでなく作品が出来上がるまでの過程や、独自の視点で選び抜かれたモチーフと画材も合わせて紹介。
展示空間を楽しく心地の良い、つい立ち寄りたくなってしまうような「休息の場所」として作り上げます。
山部杏奈 ≪ルーム≫2023年
山部杏奈(やまべあんな)1996年 京都府出身
京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程 絵画専攻(日本画)修了
「京都 日本画新展2024」大賞(同22年奨励賞・京都市長賞)
自宅の窓辺をモチーフに制作を行う作家。
ごく個人的かつ最も身近な場所でありながら、時間や温度・光の加減によって見られる、全く異なる表情とその魅力を描き出す。
窓辺で佇む静けさに心地の良さを覚える山部がその作品群で、見る人それぞれにとっての落ち着く場所を想起させる展示空間を演出します。
☆★☆★☆2024年5月31日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!
開催期間 | 2024年6月1日(土)~2024年6月30日(日) |
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時間 | 午前10時~午後5時(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 会期中は毎日開館 |
会場 | 京セラギャラリー 京都市伏見区竹田鳥羽殿町6 京セラ株式会社 本社ビル1F |
ホームページ | https://www.kyocera.co.jp/company/csr/facility/gallery/ |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 見学に関する問い合わせ:Tel.075-604-6141 展示に関する問い合わせ:Tel.075-604-3518 |
主催/後援など | 主催:京セラ株式会社、京都新聞 共催:京都市 協力:西日本旅客鉄道株式会社 後援:京都府、KBS京都 |