開催期間:2019年10月1日(火)~2019年12月1日(日)
「茶の湯は常の事なり」といわれます。千利休居士が大成し、歴代家元によって受け継がれてきた茶の湯は、日常生活のさまざまな要素をとり入れ、わびのこころを大切に守りながら、洗練されてきた日本の伝統文化です。
今回の特別展では、利休居士によって新たなわび茶の道具が見出された背景と歴史を訪ねます。そして茶の湯の正式なもてなしである茶事のなかで、実際にそれらの道具がどのように用いられ、そこにどのようなこころが込められているのかを初心の方にも分かりやすく紹介します。
茶の湯に込められたもてなしのこころ、茶の湯が私たちの生活と身近なものであることをご理解いただくための、茶の湯入門ともいうべき特別展です。
また特別展期間中には、はじめて茶の湯にふれる方のための「茶の湯体験」や「茶の湯文化にふれる市民講座」も予定しています。
同門会員、社中の皆様におかれましては、今回の特別展の主旨をご理解いただき、これまで茶の湯にふれたことのない方々とお誘いあわせのうえ、ぜひご来館くださいませ。
※会期中、一部展示替えがあります。
即中斎好 誰ヶ袖蒔絵棗 秋
樂直入作 禿写茶碗
茶の湯体験
はじめて茶の湯にふれる方のために、「家元内弟子との茶席体験」、「お茶を点てる体験」が開催されます。
家元内弟子との茶席体験
畳を備えた部屋にて体験いただきます。
日時:10月19日(土)、26日(土)、11月3日(日・祝)、17日(日)
各日とも午前10時~、午後2時~ ※所要時間約1時間半
※ただし、11月17日は午前10時~の1回のみとなります
募集人数:各回15名 ※要、事前申し込み
内容:内弟子の点前と、お茶のいただき方の解説
参加費:無料(別途入館料が必要)
お茶を点てる体験
体験ブースにてお茶を点てていただきます。
日時:10月5日(土)、13日(日)、20日(日)、27日(日)、11月4日(月・休)、16日(土)
各日とも午前11時~、午後1時~、午後2時~ ※所要時間約40分
募集人数:各回20名 ※要、事前申し込み
内容:お茶を点てる体験
参加費:無料(別途入館料が必要)
協力:表千家京都青年部
映画「日日是好日」の鑑賞
原作は人気エッセイスト、森下典子氏が茶道教室に通う20年の日々を綴ったロングセラー。
瑞々しく描かれる心象風景や青春像、そして「お茶」がもたらす人生訓的な“気づき”の数々は、茶道経験者の枠を超え、様々な岐路に立つ読者にとって心の拠り所となっています。
これからお茶をはじめられる方にも、参考となる映画です。
日時:10月5日(土)、13日(日)、20日(日)、26日(土)、11月3日(日祝)、16日(土)
各日とも午後2時~午後3時40分
会場:表千家北山会館 清友ホール
募集人数=各回178名 ※要、事前申し込み
参加費:無料(別途入館料が必要)
茶の湯文化にふれる市民講座
特別展の会期中に3回の講座を開催いたします。
〇10月6日(日)午後2時~午後3時半
「はじめての茶の湯」家元教授
〇10月12日(土)午後2時~午後3時半
「お家元と職家」永樂善五郎氏(千家十職 土風炉・焼物師)
〇11月17日(日)午後2時~4時
「映画『日日是好日』の撮影に立ち会って」森下典子氏(エッセイスト)
定員:各回200名
参加費:2,000円(当日の特別展見学と呈茶を含む)
※電話で事前に申し込みが必要(先着順)
各催しの申し込み方法と問い合わせ先 [申し込み方法] [申し込み先・問い合わせ先] 表千家北山会館 |
開催期間 | 2019年10月1日(火)~2019年12月1日(日) |
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時間 | 午前9時半~午後4時半(ただし、毎週金曜日および市民講座開催の10月6日(日)、12日(土)、17日(日)は午後6時まで)※入館はそれぞれ30分前まで |
休館日 | 月曜日(10月14日、11月4日は開館し、翌日休館)ただし、10月28日、11月25日は開館 |
会場 | 表千家北山会館 京都市北区上賀茂桜井町61 |
ホームページ | https://www.kitayamakaikan.jp/ |
料金 | 一般1,000円(800円)、表千家同門会会員800円、大学生・高校生800円(600円)、中学生以下は無料、カッコ内は20人以上の団体料金 ※入館料には呈茶を含みます。 |
お問い合わせ | 表千家北山会館 075-724-8000 |
主催/後援など | 主催:表千家北山会館、京都新聞 後援:京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会 |