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開催まで22日

開催期間:2025年5月30日(金)~2025年7月6日(日)

没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く

没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く

「人間とは何か」を描き続け、戦後の奇才と称された鴨居玲は、フランス、ブラジル、イタリアそしてスペインなどさまざまな国を巡る中で「おばあさん」「酔っぱらい」などのモチーフに出会い、自身の画風を確立させていきました。
自身にとって「写実」とは見えないものを描くことであるとし、人間の内面、己の理念を人物像などのモチーフを通して描き出した鴨居。本展では、自画像の画家と呼ばれた鴨居の初期から晩年までの「自画像」、スペイン滞在時に生まれた「酔っぱらい」、帰国後に新たな挑戦として取り組んだ「女性像」、信仰に対する問を表現した「教会」など、これら鴨居芸術において重要な要素であったモチーフに着目し、鴨居が描こうとした人間の心と心の関係、鴨居の芸術像を紹介します。

 

◆展示作品(一部)◆

 


《1982年 私》1982年 石川県立美術館蔵

 
《白い人》1980年 ひろしま美術館蔵      《肖像》1985年 個人蔵

 
     《サイコロ》1969年頃 長崎県美術館蔵   《酔って候》1984年 石川県立美術館蔵


《教会》1985年 笠間日動美術館蔵

 


◆ギャラリートーク

会場:美術館「えき」KYOTO

日時:2025年6月14日(土)14:00~(約45分)

講師:長谷川 智恵子 氏(笠間日動美術館副館長・株式会社日動画廊代表取締役副社長)

※マイクを使用し、会場内を移動しながらお話しいただきます。
※事前申し込み不要。ご参加には美術館入館券が必要です。
※混雑した場合は、入館制限をさせていただく場合がございます。

 


【鴨居玲略歴】

1928年石川県金沢市に生まれる。金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)で宮本三郎に学ぶ。1959年から66年にかけてパリ、南米、ローマなどを巡る。1968年に日動画廊(大阪)で初の個展を開催し、翌年に昭和会展優秀賞、安井賞を受賞。再び渡欧し、1971年にスペインにアトリエを構え、マドリード、バルデペーニャス、トレドなどに住む。その後、パリとニューヨークで個展を開催し、1977年の帰国後は神戸にアトリエを構える。1984年に兵庫県文化賞を受賞。1985年、神戸の自宅で亡くなる。(享年57歳)

 

開催期間2025年5月30日(金)~2025年7月6日(日)
時間10:00~19:30(入館は閉館30分前まで)
休館日会期中無休
会場 美術館「えき」KYOTO
〒600-8555
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
ホームページhttps://www.mistore.jp/store/kyoto/museum/event_list/event07.html
料金一般1,100円(900円)
高・大学生900円(700円)
小・中学生500円(300円)
※高・大学生の方は学生証をご提示ください
※()内は前売料金。
「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。

~前売券~
【販売期間】2025年4月19日(土)~5月29日(木)
【販売場所】美術館チケット窓口(休館日を除く)、チケットぴあ、ローソンチケット
お問い合わせお問合せ:ジェイアール京都伊勢丹
TEL: 075-352-1111 (大代表)
主催/後援など主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
企画協力:公益財団法人 日動美術財団、株式会社 日動画廊
備考※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。
※本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況によりご入館をお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。
※最新情報は美術館ホームページをご覧ください。