開催期間:2021年3月20日(土)~2021年6月6日(日)
1859年、横浜港の開港以降、横浜や東京には、日本中から500を超える陶磁関係の業者が集まり活動を成し、陶磁器産業の中心地となりました。全国の陶産地から素地を取り寄せて輸出向けの絵付けや装飾を施した「横浜焼・東京焼」が誕生。優美で精緻を極めた品々は万国博覧会などへの出品を機に、外国人に人気を博すと、その優美かつ類稀なるデザインでジャポニスムブームを巻き起こし、横浜港から大量に輸出されました。世界に羽ばたいていた横浜焼・東京焼は、輸出品のため、国内には残されておらず、「幻の陶磁器」といわれています。本展では、国内随一のコレクター・田邊哲人氏によって収集された里帰り作品を中心に、日本に現存する優品約140件を一堂に紹介し、超絶技巧と呼ばれる「職人技」の魅力にせまります。
■■■展示構成■■■ |
主な出品作品
宮川香山「高浮彫桜鷺足付大花瓶」
田邊哲人コレクション
宮川香山「高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒大香炉」
明治時代前期
田邊哲人コレクション(横浜美術館寄託)
川戸房次郎「色絵秋草文茶器セット」
田邊哲人コレクション
高坂藤右衛門「色絵魚貝文茶器セット」
田邊哲人コレクション
【関連イベント】
記念講演会「幻の横浜焼・東京焼ーその魅力にせまるー」
講師:荒川正明氏(学習院大学教授 本展監修者)
日時:4月25日(日)14:00~15:30
場所:陶芸の森 信楽産業展示館 ホール
※参加費無料 要事前申込
体験講座「壺から飛び出す花・鳥・猫-好きなものを盛り付けよう」
絵付と立体装飾が融合した迫力ある造形で注目されている桝本佳子氏。装飾体験制作では、桝本氏の手法に挑戦しながらうつわを作ります。
講師:桝本佳子氏
日時:5月30日(日)
定員:15人
参加費:5,000円/対象:中学生以上
場所:陶芸の森 信楽産業展示館 創作室
※要事前申込
桝本桂子《イチリンソウ》蓋付湯呑 2019年
※写真はイメージです。できあがりの作品とは異なりますのでご了承ください。
事前申込方法 ①イベント名 ②氏名(ふりがな)③住所 ④電話番号を記入の上、いずれかの方法でお申込みください。 email:① mori-otoiawase@sccp.jp ② kohza2021@sccp.jp 電話:0748-83-0909 FAX:0748-83-1193 |
期間限定メニュー「芝生で奇想の和洋BENTOピクニック」
和洋折衷の作品をイメージした期間限定奇想の和洋BENTOを用意しております。
場所:陶芸の森 信楽産業展示館内 BROWN RiCE AND WATER
※期間限定メニューを注文した方には、展示割引券(2割引き)を贈呈
ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
5月9日(日)
5月16日(日)
各日とも13時30分から(1時間程度)
※申込不要、要入場券
新型コロナウイルス感染症の状況により、予定の変更もしくは中止する場合があります。最新の情報は陶芸の森ホームページにてご確認ください。
開催期間 | 2021年3月20日(土)~2021年6月6日(日) |
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休館日 | 月曜日 ※5/3開館、5/6休館 |
会場 | 滋賀県立陶芸の森 陶芸館 甲賀市信楽町勅旨2188-7 |
ホームページ | https://www.sccp.jp |
料金 | 一般700(560)円、高大生520(420)円、中学生以下無料 ※( )内は20人以上の団体料金 ※ネット割引券有り(10%off) |
お問い合わせ | 0748-83-0909 |
主催/後援など | 主催:滋賀県立陶芸の森、京都新聞 後援:滋賀県教育委員会、甲賀市、NHK大津放送局 協力:神奈川新聞社 |