アート・展示
京都ならでは!
終了まで44日

開催期間:2020年11月1日(日)~2021年1月17日(日)

いのりの四季―仏教美術の精華

いのりの四季―仏教美術の精華

1392年、室町幕府三代将軍・足利義満により創建された禅宗寺院、相国寺。創建以降、現代に至るまで、金閣寺、銀閣寺といった山外塔頭も独自の存在感を誇ってきました。
この600年、相国寺は京都にあり、変わらず祈りの場として四季が巡ってきました。相国寺ではとりわけ6月の観音懺法、そして10月の開山忌が盛大に執り行われます。その仏教儀礼は現在も厳修され、季節の移ろいを感じさせる年中行事としても、京の人々の心に刻まれてきました。
寺院に伝来する宝物は、それぞれ祈りの場で必要とされたものです。鑑賞するためではなく、仏を、祈りを荘厳するために求められた宗教芸術です。本展では、相国寺に連綿と続く仏教行事に焦点を当て、同館に収蔵されている宝物がどのように各儀礼を荘厳してきたのかを仏画の名品とあわせてご覧いただきます。

◆ イベント情報 ◆
スライドトーク「相国寺の儀礼と宝物」

・講   師=相国寺承天閣美術館学芸員 本多潤子さん
・会 場=相国寺承天閣美術館 2階講堂
・日 時=2020年11月21日(土)14:00(13:30開場)
     2021年 1月9日(土)14:00(13:30開場)

※各回30分    先着30名
※講演会の参加は無料ですが、展覧会の鑑賞券が必要となります

 



毎年6月17日に相国寺では観音懺法(かんのんせんぼう)が厳修されます。俗に、相国寺の「声明面(しょうみょうづら)」と称されるように、相国寺は、お経に節づけて奏でることを得意としてきました。観音懺法はその声明が伝わる代表的な儀礼です。その折の法具を中心に、連綿と現在に続く法要の世界を、寺宝からご体感ください。
 
◆みどころ◆
江戸時代前期、第108代天皇の後水尾院は譲位の後、相国寺の禅僧・昕叔顕晫(きんしゅくけんたく)を導師として出家をはたします。相国寺の観音懺法に強い関心を抱いた後水尾院は、正保2年に懺法法具一式を相国寺に寄進し、仙洞御所で相国寺僧による観音懺法を執り行いました。その折の法具は、その後相国寺の観音懺法で用いられ続け、一部の法具は現在も法要に用いられています。
本展では現存する後水尾院寄進法具を可能な限り展示いたします。


相国寺の勧請開山である夢窓疎石、第二世春屋妙葩、そして開基である足利義満の尊像などがまつられた開山堂では、毎年10月21日、開山忌が盛大に厳修され、その遺徳を偲びます。

◆みどころ◆
令和元年、相国寺開山堂内の扁額が取り外され、修理が行われました。この展覧期間のみ、特別にその扁額を展示室で間近にご覧いただけます。展覧終了後は再び開山堂の檐の上に掲げられ、遠くから眺めることしかできません。貴重な機会をお見逃しなく。
 


寺院は仏をまつる空間を中心に成り立っていますが、障壁画や伝来の屏風、掛け軸などには、様々な風景、生き物たちが描かれています。その愛くるしい姿もまた、この世界全てのものが仏であるという仏教観を伝えます。

主要展示作品


寺院では四季を通じて様々な法要が執り行われます。その折々に、方丈、書院など寺院内の各所に仏画を中心に荘厳された空間が整えられます。正月の修正会には釈迦十六善神像、2月の涅槃会には涅槃図……伝来の仏教美術の精華をここにご覧いただきます。

◆みどころ◆
本展で展示しているものは、相国寺に伝来した多くの仏教美術の名宝の中でも選りすぐりの作品群を展示します。今回は、相国寺所蔵の重要文化財、「十六羅漢図」(陸信忠筆、中国・元時代)の十六幅全てを一挙公開いたします。

 

開催期間2020年11月1日(日)~2021年1月17日(日)
時間午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日会期中無休
※12月27日(日)~2021年1月5日(火)は休館
会場 相国寺承天閣美術館
京都市上京区今出川通烏丸東入ル
ホームページhttp://www.shokoku-ji.jp/
料金一般:800円 65歳以上・大学生:600円 中・高生:300円 小学生:200円
お問い合わせ相国寺承天閣美術館 電話:075-241-0423
主催/後援など主催:相国寺承天閣美術館、日本経済新聞社、京都新聞
協賛:一般財団法人 萬年会
協力:MBS
備考新型コロナウイルス感染拡大防止にご理解とご協力をお願いいたします。
・来館時はマスクをご着用ください。
・美術館入口で検温を実施いたします。37.5度以上の発熱が認められた場合は入館をご遠慮ください。
・状況により臨時休館、展覧会中止となる場合があります。最新の情報はホームページでご確認ください。
・当面の間、団体での来館はお控えください。