開催期間:2019年6月8日(土)~2019年6月30日(日)
京都の源流である平安京の人々は、見えない世界を信じ、平和を願ってきました。写真家・安珠が伝承されている物語をもとに写真で表現した作品から、千年以上前の日本人が持っていた想像力と美意識に迫ります。
“安珠の写真世界”で触れる、
千年前を生きた日本人の感性
情緒豊かで想像力たくましい平安時代の人たちは、儚い命をどう生きぬいたのでしょう。
今に伝わる物語を紐解き、平安京を写真で表現する“Invisible Kyoto”。
写真家・安珠が3年にわたって取り組むプロジェクトの終焉にあたり、その集大成を京都でご覧いただきます。
「蝶獣戯画(部分)」鬼や生き物が豊かに表現された時代。美しい蛾は、当時の女性に人気のあったヒメヤママユ。
京都の伝統工芸や貴重な和紙を駆使して表現した約80点の作品を展示します。
会場内の音楽は細野晴臣氏が制作。日本人の想像力と美意識、平和への願いが集結した平安京を“安珠の写真世界”でご堪能ください。
「青馬」馬は陽の獣、青は春の象徴色。平安時代から今も正月の7日に青馬を眺め邪気を払う。(上賀茂神社 神馬)
「菊の匂いに誘われて」菊の匂いに誘われて、白狐に戻ってしまった安倍晴明の母、葛の葉。変転を集約。
「地獄・蜘蛛の糸」地獄の概念は平安時代に浸透していく。
作品はすべてⒸ安珠
安珠(あんじゅ)プロフィール
東京出身。ジバンシーにスカウトされ、パリコレなど国際的なモデルとして活躍後、1990年『サーカスの少年』を出版し写真家に転身。広告、雑誌連載、文筆や講演、多ジャンルの審査員、ビジュアルプランから映像監督まで幅広く活躍。安珠写真展「Invisible Kyoto -Tokyo edition-」をライカGINZA SIX(GINZA SIX5F/5月16日~9月24日迄)で開催。https://www.anjujp.com
【安珠 ギャラリートーク】 ※各回約30分 事前申し込み不要、入館券が必要 【細野晴臣×松本隆×安珠 トークショー】 |
展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合があります。
予めご了承ください。
開催期間 | 2019年6月8日(土)~2019年6月30日(日) |
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時間 | 午前10時から午後8時 入館は閉館30分前まで |
休館日 | 会期中無休 |
会場 | 美術館「えき」KYOTO(JR京都駅すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) |
ホームページ | http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/ |
料金 | 一般900(700)円、高・大学生700(500)円、小・中学生500(300)円 ()内は前売、「ファッションカンタータ入場券」ご提示のご本人さまおよび「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまの料金。前売り券は6月7日(金)まで美術館「えき」KYOTOチケット窓口(休館日を除く)、チケットぴあ(Pコード769-594)、ローソンチケット(Lコード52577)などで発売。 |
お問い合わせ | ジェイアール京都伊勢丹 075-352-1111(大代表) |
主催/後援など | 主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞 |