開催期間:2017年10月7日(土)~2017年11月25日(土)
近代日本画の大家の一人、堂本印象(1891~1975)は、昭和27年(1952)に、初めてヨーロッパに渡り、芸術作品を訪ねる旅をしました。本展は、印象が目にしたヨーロッパの各所を、印象の作品から紹介するものです。(入場無料)
堂本印象(1891-1975)は、明治43年(1910)に京都市立美術工芸学校を卒業後、はじめ西陣織の図案製作に携わっていましたが、日本画家をめざし、大正7年(1918)京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)に入学しました。その翌年には、出品作品が帝展に入選、その後も次々と発表する作品が話題作となり、画壇に確固たる地位を築きました。戦後の日本において、新しい画境を切り開いたひとりであり、近代日本画の大家でもあります。
印象は、昭和27年(1952)に初めてヨーロッパに渡りました。芸術作品を訪ねる旅は、イタリア、ドイツ、スペイン、フランス、モナコなど、約半年に及びました。そのときの様子を、印象は『美の跫音(あしおと) ヨーロッパ美術紀行』にまとめています。本展覧会では、この著書で使われている挿絵の原画を中心に、印象が目にしたヨーロッパの各所をご紹介いたします。
◆◆「堂本印象がみたヨーロッパ」関連催事 第12回公開講座
日時:2017年11月18日(土)午後1時半~午後3時半
会場:京都外国語大学 10302教室(第二分館10号館3階)
講師:入江 錫雄 氏(京都府立堂本印象美術館 副館長)/松尾 敦子 氏(京都府立堂本印象美術館 学芸員)
【申し込み・お問い合わせ】
京都外国語大学国際文化資料館まで、電話またはメールにて氏名・参加人数・連絡先をご連絡ください。
電話:075-864-8741 / E-mail:umc@kufs.ac.jp
開催期間 | 2017年10月7日(土)~2017年11月25日(土) |
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時間 | 午前10時~午後5時(入館は閉館30分前) |
休館日 | 日曜・祝日 |
会場 | 京都外国語大学国際文化資料館 京都市右京区天神川三条下ル 同大学第二分館10号館4階 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | 京都外国語大学国際文化資料館 電話:075-864-8741 |
主催/後援など | 主催:京都外国語大学国際文化資料館、 京都府立堂本印象美術館、京都新聞 |