開催期間:2017年12月16日(土)~2018年3月25日(日)
相国寺の開山国師・夢窓疎石(1275~1351)は、「夢窓疎石墨蹟 蕩子生涯偈」(今回出陳作品)に「父にはぐれた流浪の子には財産などなく、ただ渓に山、雲に月だけがわが家宝」と中世の山水観を記しています。
本展では、相国寺と、相国寺に属する金閣、銀閣が所蔵する名品群のなかから、「山水」をテーマに約80点(国宝1点、重要文化財7点を含む)を選び、三章に分けて展観します。
Ⅰ隠谷の声
奥深い谷にひそむ山水の声が聴こえてくる―。
禅の精神と結びつく中世の山水観にひたります。
Ⅱ遊山の詩
近世へと時代は移る―。遊山とは文字通り山に遊ぶこと。遊山の山水観をたずねます。
Ⅲ臥遊のひととき
臥遊(がゆう)とは、地に伏せながら山水の景観にこころ遊ばせること。屏風の雄大な景色に包まれます。
開催期間 | 2017年12月16日(土)~2018年3月25日(日) |
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時間 | 開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 無休 ※但し年末年始(12月27日~1月5日)は休館 |
会場 | 相国寺承天閣美術館 京都市上京区今出川通烏丸東入ル |
ホームページ | http://www.shokoku-ji.jp |
料金 | 一般:800円、65歳以上・大学生:600円、中高生:300円、小学生:200円 |
お問い合わせ | 075-241-0423 |
主催/後援など | 主催:相国寺承天閣美術館 協賛:一般財団法人萬年会 協力:MBS |
備考 | ※一般の方に限り、20名様以上は団体割引で各700円 |