アート・展示
京都ならでは!
終了

開催期間:2018年4月21日(土)~2018年6月3日(日)

◆終了◆ 永遠の少年、ラルティーグ ―写真は魔法だ!―

◆終了◆ 永遠の少年、ラルティーグ ―写真は魔法だ!―

2018年は日仏友好160周年、さらには、京都市とパリ市が友情盟約締結60周年を迎えます。
この記念すべき年に、フランスの偉大なアマチュア写真家 ジャック=アンリ・ラルティーグの写真展を開催します。

1894年、フランスの裕福な家庭に生まれ育ったジャック=アンリ・ラルティーグ(1894-1986)が、写真好きの父親から三脚付きの暗箱カメラを与えられたのは7歳のときでした。身の回りのさまざまな瞬間を残せる「カメラ」は、ラルティーグ少年にとってまさに“魔法の機械”だったのです。大好きな猫、自動車、飛行機といった動きのあるもの、時には心霊写真に挑戦するなど、彼のあくなき探求心はこの魔法の機械で、様々な作品を生み出してきました。ラルティーグはこの他にも、家族や友人、恋人とのひと時をとらえた作品や最新モードに身を包む女性たちやその社交場など、様々な輝かしい瞬間をとらえています。

1963年、69歳の年に、ニューヨーク近代美術館で開催された大規模な回顧展で一躍脚光を浴びます。70歳を目前にしたあまりにも遅咲きのデビューは、世界中に大きな衝撃を与えました。以来、この偉大なる“アマチュア写真家”の展覧会、出版が世界各地で相次ぎ、現在では写真の巨匠としてその名前は、写真史に大きく刻まれています。

本展では、彼の幼年時代から晩年までの代表的な作品や、日本初公開となるカラー作品などを通して、写真をたのしみ、過ぎゆく時間や人生の歓びをとらえようとしたラルティーグの世界を紹介していきます。


〇関連イベント〇

・ギャラリートーク
日時:4月21日(土)13時30分~
講師:佐藤正子氏(コンタクト・本展企画者)
※聴講無料 ただし別途入館料が必要


・第43回アートキューブレクチャー
 「ラルティーグの魔法の小箱―作家とカメラと作品と―」
日時:5月12日(土)14時~
講師:井口芳夫氏(日本カメラ博物館学芸員)
※事前申込制・有料


KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭
2013年以来毎年春に京都で開催され、回を重ねるごとに好評を博し、これまでに約38万人の来場者を迎えました。
今回も15のメインプログラムのほか関連プログラム、イベントも多数開催されます。
詳細はコチラ

そのほかプログラムのご案内
メインプログラム
 「ジャン=ポール・グード So Far So Goude」(京都文化博物館)
   「ローレン・グリーンフィールド GENERATION WEALTH」(京都新聞ビル印刷工場跡(B1F))
   「森田具海 Sanrizuka-Then and Nowー」(堀川御池ギャラリー1F)
 関連プログラム
 「蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢 KYOTO DREAMS of KAGAI」(美術館「えき」KYOTO)
  立命館大学国際平和ミュージアム2018年度春季特別展「ヤズディの祈り―林典子写真展―」(立命館大学国際平和ミュージアム)
 「森田具海 Sanrizuka-Then and Nowー」(堀川御池ギャラリー1F)

開催期間2018年4月21日(土)~2018年6月3日(日)
時間午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
休館日毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
会場 細見美術館
京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
ホームページhttp://www.emuseum.or.jp/
料金一般 1,300円(1,200円)、学生 1,000円(900円)
※( )内は20名様以上の団体料金
※KYOTOGRAPHIEパスポート提示で1000円
お問い合わせ細見美術館(電話:075-752-5555)
主催/後援など主催:細見美術館、京都新聞
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
特別協力:ジャック=アンリ・ラルティーグ財団
協力:株式会社便利堂、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭、日本カメラ博物館
企画協力:コンタクト