開催期間:2022年4月2日(土)~2022年5月8日(日)
写真家・平間至はタワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC,NO LIFE.」をはじめ、数多くのアーティスト写真を撮影してきました。
音楽が聞こえてくるような躍動感あふれるポートレートは、写真界に新しいスタイルを打ち出したと評価されています。
本展では平間至の名を一躍世に知らしめた<MOTOR DRIVE>をはじめ、これまでに撮影された安室奈美恵や細野晴臣などアーティストたちの膨大なポートレート、舞踏家・田中泯の<場踊り>を追い続けたシリーズ、心象風景を内省的に表現したシリーズ<光景>、さらに2015年に開業された平間写真館TOKYOで撮影された写真など、精選された約200点の作品により「写真と音楽」の紡ぎだす世界へと誘います。
<MOTOR DRIVE>より 1992年
元々写真は動きもない 音もないものだけど、
そこから動き出しそうな、聞こえそうな、
そんな写真をもとめていたんだと思う。
―平間 至
平間家 2019年
平間 至(ひらま いたる)1963年 宮城県塩竈市生まれ
宮城県塩竈市に祖父が開業した写真館に生まれ、クラシック音楽愛好家だった祖父、父の影響で、幼少の頃から音楽に親しんできました。
小学生の頃、初めて聴いたオーケストラの生演奏が「後から考えると“ロックに通じるグルーヴ感だった”」と衝撃を受け、平間にとって強烈な原体験となりました。
10代でパンクロックの洗礼を受け、写真家として独自の世界観を創り上げていく背景には、常にジャンルを超えた音楽が通奏低音として流れています。
2011年の東日本大震災を契機に写真館の再生を決意。2015年1月、東京世田谷の三宿に平間写真館TOKYOをオープンしました。
安室奈美恵 1996年
細野晴臣 2011年
のん 2017年
田中泯<場踊り>より 2007年
<光景>より 2010年
<平間写真館TOKYO>より 2021年
ⒸItaru HIrama
開催期間 | 2022年4月2日(土)~2022年5月8日(日) |
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時間 | 10:00~19:30(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 会期中無休 |
会場 | 美術館「えき」KYOTO(JR京都駅下車すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) |
ホームページ | https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2204.html |
料金 | 一般:900(700)円 高・大学生:700(500)円 小・中学生:500(300)円 かっこ内は前売りおよび「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名の料金。 前売り券は4月1日(金)まで美術館「えき」KYOTO(休館日を除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード685-920)、ローソンチケット(Lコード55158)で発売。 |
お問い合わせ | ジェイアール京都伊勢丹 075(352)1111 |
主催/後援など | 主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞 後援:エフエム京都 協力:平間写真館TOKYO、タワーレコード株式会社、富士フイルム株式会社 企画制作:株式会社コンタクト |
備考 | 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入館の際、マスク着用・検温・消毒をお願いしております。 |