開催期間:2021年2月20日(土)~2021年3月28日(日)
昨年に開催し話題を呼んだ展示の第2弾!京都で活躍した仏師・畑治良右衛門が伝えてきた仏像のひな型420件の中から、前回展示しなかったものを、畑氏にまつわる新たな資料とともにご紹介します。
手のひらサイズの像から見える、
仏像づくりの舞台裏
ひな型とは、大きな仏像をつくる前に、仏師たちが作成した縮小模型のこと。
構造の決定や、必要な木材量の計算など、効率的な造像のために役立てられてきたと考えられます。
本展で紹介する畑治良右衛門は、平安時代の仏師定朝から鎌倉時代の運慶・快慶に連なる名門「七条仏師」の傍流に位置づけられるといわれ、江戸期から平成まで京都で仏像を手がけてきました。
手のひらサイズの小さな像から、江戸時代の仏師たちの活躍を感じとることができます。
木造 十二神将立像のうち 亥神
個人蔵 江戸時代 像高16.1cm
木造 双身歓喜天立像
個人蔵 江戸時代 総高23.0cm
木造 持国天・増長天眷属立像 個人蔵 江戸時代
像高 持国天10.6cm 増長天10.0cm
また、シリーズ展9では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。
仏伝浮彫「出城・降魔成道」ガンダーラ 2~3世紀
和朝太子先徳連坐像 室町時代 大阪・本照寺
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龍谷ミュージアムTwitter @ryukokumuse
2021年2月19日(金)付け京都新聞朝刊に掲載された特集記事がお読みいただけます。こちらから
開催期間 | 2021年2月20日(土)~2021年3月28日(日) |
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時間 | 午前10時~午後5時 入館は閉館30分前まで |
休館日 | 月曜日 |
会場 | 龍谷大学 龍谷ミュージアム(京都駅から徒歩約12分・西本願寺前) |
ホームページ | https://museum.ryukoku.ac.jp/ |
料金 | 一般…550(450)円、シニア(※65歳以上)…450(350)円、大学生…400(300)円、高校生…300(200)円 ※カッコ内は前売りおよび20名以上の団体料金 ※前売り券は2月19日(金)まで龍谷ミュージアムHPでのみ発売 ※中学生以下、「障害者手帳」を提示の本人と介護者1名は無料 |
お問い合わせ | 龍谷ミュージアム 075-351-2500 |
主催/後援など | 主催:龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞 |