開催期間:2022年7月16日(土)~2022年10月10日(月)
福田美術館は2022年10月1日に開館3周年を迎えます。
これを記念し、館を代表する名品とともに、これまで公開したことがない近代絵画を中心にした秘蔵のコレクションを多数ご紹介します。前後期合わせた作品総数97点のうち、59点が初公開です。
約1800点のコレクションの中から厳選した名品を通して、福田美術館の新たな一面をお楽しみください。
近代絵画の名品と初公開作品
お客様から「もう一度観たい」という声が多数上がっている横山大観、下山観山、上村松園などの選りすぐりの名品を展示するとともに、これまでご紹介する機会が少なかった現代日本画をご紹介します。
明治時代以降、日本画というジャンルに新たな境地を切り開いた高山辰雄、秋野不矩らの名品が本館で初公開となります。中でも35年ぶりの公開となる杉山寧の《慈悲光》は、そのスケールの大きさと厳粛な雰囲気に圧倒されることでしょう。
上村松園《長夜》前期
杉山寧《慈悲光》通期
新しい表現を求めて
進化し続ける日本画の創造の場を求めて「国画創作協会」を設立した村上華岳や入江波光、小野竹喬らをはじめ、今年で没後50年を迎える美人画の名手・鏑木清方や、伊藤深水の作品を展示します。
その他、大正12年に刊行された近松門左衛門の『大近松全集』の付録につけられた版画作品13点とその原画5点もご紹介します。
入江波光《臨海の村》通期
西村五雲《朝比奈》通期
パノラマギャラリーは又造の部屋
加山又造は、当館すぐの天龍寺の龍を揮毫したことでも知られます。斬新な動物画や江戸琳派風、裸婦や水墨画と10年刻みで画風を変遷させた又造の作品を集めました。
加山又造《白い鳥》通期
☆★☆★☆2022年7月14日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!
開催期間 | 2022年7月16日(土)~2022年10月10日(月) |
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時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで) |
休館日 | 火曜日 |
会場 | 福田美術館 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16 |
ホームページ | https://fukuda-art-museum.jp/ |
料金 | 一般・大学生1,300(1,200)円、高校生700(600)円、小中学生400(300)円、障害者と介添人1名まで700(600)円 ※()内は、20名以上の団体料金 ※幼児無料 ■嵯峨嵐山文華館との共通券:一般・大学生2,000円、高校生1,000円、小中学生550円、障害者と介添人1名まで1,000円 |
お問い合わせ | 福田美術館:075-863-0606 |
主催/後援など | 主催 福田美術館、京都新聞 |
備考 | 前期:7/16土)~8/29(月) 後期:8/31(水)~10/10(月・祝) 会期中展示替えがあります ※作品点数は変わる可能性があります。 |