開催期間:2018年10月13日(土)~2018年11月25日(日)
生涯の大半を京都で過ごし、身近な自然をモチーフに絵画制作を行った画家・徳岡神泉。幽玄ともいわれる独自の境地にたどりついた神泉芸術の特性を紹介する展示を、京都府立堂本印象美術館で開催します。
徳岡神泉(1986-1972)は、京都市中京区の神泉苑近くに生まれ、生涯の大半を京都で過ごしながら絵画制作を行い、幽玄ともいわれる独特な表現で近代日本画において大きな足跡を残した日本画家です。
神泉は、竹内栖鳳の画塾・竹杖会や京都市立絵画専門学校に学び、写生に基づく花鳥画を中心とする京都の日本画の流れを受け継ぎ、生涯一貫して植物や風景といった身近な自然をモチーフに制作しました。苦悩の青年期を経て、戦前にはすでに高い評価を得ていた神泉ですが、1950年前後から、自然を心の眼で深く見つめ、存在の核心に迫る象徴的な表現世界を展開していきます。
本展では、独自の境地にたどりついた戦後の代表作を中心に神泉芸術の特性を紹介。
自然や生命の真実を見出そうと描き続けた神泉の揺るぎない思いを感じてみてください。
◆関連イベント
会期中、講演会やギャラリートークが開催されます。
詳細はこちら。
◆同時開催「堂本印象 日本の風景、ヨーロッパの風景」
堂本印象が描く、味わい深い日本の風景と、洒脱なヨーロッパの風景の作品を紹介します。
それぞれの魅力をお楽しみください。
開催期間 | 2018年10月13日(土)~2018年11月25日(日) |
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時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は閉館30分前) |
休館日 | 月曜日 |
会場 | 京都府立堂本印象美術館 京都市北区平野上柳町26-3 |
ホームページ | http://insho-domoto.com |
料金 | 一般500(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円 ※()は20名以上の団体料金 ※65歳以上の方(要公的証明)、および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名含む)は無料 |
お問い合わせ | 京都府立堂本印象美術館(電話:075-463-0007) |
主催/後援など | 主催:京都府、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、京都新聞 助成:一般財団法人地域創造 |