アート・展示
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京都ならでは!
終了

開催期間:2021年10月23日(土)~2021年12月22日(水)

写真家ドアノー/音楽/パリ

写真家ドアノー/音楽/パリ

フランスの国民的写真家ロベール・ドアノー。パリを舞台に多くの傑作を生みだし、ありふれた日常からきらめく瞬間を切り取るドアノーは「イメージの釣り人」と呼ばれ、没後四半世紀以上経つ今も愛されつづけています。
本展は、パリの街角にあふれるシャンソンやジャズなど様々な音楽シーンを題材に1930年代から90年代にかけて撮影された、ドアノー独自の音楽的感覚に富んだ作品と資料、約200点で構成されます。
2018年末から2019年春にかけて、フランス・パリ19区にある“フィルハーモニー・ド・パリ”内の音楽博物館で開催され大好評を博した展覧会を基に、日本向けに再構成されました。

ROBERT  DOISNEAU
LA MUSIQUE/PARIS

写真家ドアノー/音楽/パリ

ドアノーの愛機(カメラ)
「ローライフレックス」が
日本初出展!


ロベール・ドアノー/Robert Doisneau (1912-1994)
パリ郊外のジャンティイに生まれる。自動車メーカー「ルノー」のカメラマンを経て、フリーとして活動を開始。『ヴォーグ』誌や『ライフ』誌でファッション写真を始めとして多くの写真を発表、国際的に注目される。特にパリの庶民の日常をとらえた写真で高い評価を得る。現在でも世界各国で写真展が開かれ続けている。
ロベール・ドアノーのセルフ・ポートレート、ヴィルジュイフ 1949年

第1章 LA RUE-街角
「人生を通して、自分のために小さな劇場を創り続けてきた。」-ロベール・ドアノー

 
《流しのピエレット・ドリオン》パリ 1953年2月

第2章 CHANTEURS-歌手
「クラシック音楽には疎いが、歌は私を助けてくれる。街の中では、私に勇気を運んでくれる小さな
アリアを口笛で軽く吹く。」


《サン=ジェルマン=デ=プレのジュリエット・グレコ》1947年

第3章 BISTROTS,CABARETS-ビストロ・キャバレー
「カーブ、そこにいる連中や芸術家たちが西洋文明の最高峰を築き上げているサン=ジェルマン=デ=プレのルポタージュを撮影中だ。記録は熟成する、と信じる私にとって、この新しいモンパルナスの撮影は非常に重要なものだ。」


《ル・プティ・サン=ブノワのマルグリット・デュラス(作家)》サン=ジェルマン=デ=プレ 1955年

第4章 JAZZ&GITANS-ジャズとロマ音楽
「社会からはみ出した人たちの中にいることも、同じ背景の中にいることも喜びだ。」


《アーサ・キット》サン=ジェルマン=デ=プレ 1950年

第5章 STUDIOS-スタジオ
「動物園のライオンの檻の中や、ピカソのアトリエに入ることを許されるどんな職業が他にあるだろうか?」


《「トスカ」録音中のマリア・カラス、パテ・マルコーニ・レコードのスタジオにて》1963年5月8日

第6章 OPERA-オペラ
「見た人に物語の続きを想像してもらえるような写真が撮りたい。」


《バレエ「カルメン」の衣装合わせ、イヴ・サン=ローランとジジ・ジャンメール》1959年

第7章 MAURICE BAQUET-モーリス・バケ
「私たちの道が交差したとき、私は幸せの教師を見いだした。」


《雨の中のチェロ》1957年

第8章 LES ANNĒES 80-90-1980年代~90年代
「老いぼれるばかりの不良である私にとって、違反を犯しながらあちこちで撮り集めたこれらの写真を、学芸員や図書館司書といった人々が深刻に云々するのを端から眺めるのは愉快でならない。」


《レ・リタ・ミツコ》1988年10月13日

※写真は全てゼラチン・シルバー・プリント ⒸAtelier Robert Doisneau/Contact
※ドアノーの言葉は、本展に合わせ出版された写真集「ドアノーと音楽、パリ」(小学館)より


☆★☆★☆2021年10月22日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!

<連携上映>
ドキュメンタリー映画上映
『パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー〈永遠の3秒〉』
(2016年制作/80分/G/フランス/配給:ブロ―ドメディア・スタジオ)

 

上映期間:2021年10月29日(金)より
上 映 館:京都シネマ(四条烏丸下るCOCON KARASUMA 3F)TEL075-353-4723

料 金:一般1,300円 ※展覧会の半券提示で、1,000円になります。
上映スケジュール、料金等は京都シネマサイトにてご確認ください。

開催期間2021年10月23日(土)~2021年12月22日(水)
時間午前10時~午後7時30分 (入館は閉館30分前)
※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更する場合がございます。
休館日会期中無休
会場 美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
京都府
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階
ホームページhttps://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2109.html
料金一般:1,000円(800円)
高・大学生:800円(600円)
小・中学生:600円(400円)
※( )内は前売り料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者さまは、当日料金より各200円割引。
※2021年10月22日まで前売り券販売(販売場所は同館チケット窓口、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード685-660)、ローソンチケット(Lコード52562)
お問い合わせジェイアール京都伊勢丹
TEL:075-352-1111(大代表)
主催/後援など主  催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
協  力:アトリエ・ロベール・ドアノー
後  援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、FM COCORO
企画協力:コンタクト
備考※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館の際、マスク着用・検温・消毒をお願いしております。
※本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。