アート・展示
終了

開催期間:2020年11月21日(土)~2021年1月24日(日)

◆終了◆企画展「ほとけと神々大集合 ―岡山・宗教美術の名宝―」

◆終了◆企画展「ほとけと神々大集合 ―岡山・宗教美術の名宝―」

古代に一大勢力を築いた「吉備国」の中心である岡山県では、その歴史を背景に宗教文化が豊かに育まれてきました。本展は、岡山県立博物館の改修工事に伴い龍谷ミュージアムに預けられた同館の所蔵品や寄託品の中から、名品の多い「密教」と「神仏習合」の分野に焦点を当てて、貴重な文化財の数々をご紹介します。

重要文化財11件を含む
岡山の至宝が京に大集合!

第1章―密教美術

古代、大和や出雲に並ぶ勢力を誇った「吉備国」。その中心である岡山では、人と物資の往来が盛んに行われました。
奈良時代の報恩大師や、香川県出身の弘法大師空海らが盛んに活動した結果、県内には真言宗・天台宗の寺院が多く、そこには優れた密教美術が伝来しています。


木造 宝冠阿弥陀如来坐像
鎌倉・嘉暦4(1329)年
岡山県立博物館


木造 聖観音坐像
平安時代後期
明徳寺(真庭市)寿福滋氏撮影


重要文化財 両界曼荼羅のうち胎蔵界
鎌倉時代
寳光寺(瀬戸内市)

第2章―神仏習合の美術

桃太郎のモデルとなった吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀る吉備津神社と吉備津彦神社(備中・備前一宮)、そして美作国の一宮・二宮とされた中山神社と高野神社など、岡山には地元の方から崇敬されてきた歴史ある神社が多数あります。こうした古い神社に仏教の思想が流入すると、神道と仏教が融合して神仏習合が起こり、多彩な垂迹(すいじゃく)美術が生み出されました。


木造 男神坐像
平安時代後期
宇南寺(真庭市)寿福滋氏撮影


重要文化財 木造 獅子
平安時代後期
高野神社(津山市)寿福滋氏撮影


重要文化財 地蔵菩薩来迎図(僧形八幡神影向図)
南北朝時代
捧澤寺(小田郡)
11月21日から12月20日展示

画像はすべて岡山県立博物館提供


2020年11月19日(木)付け京都新聞朝刊に掲載された特集記事がお読みいただけます。こちらから

【中止】◇記念講演会「岡山の宗教美術 風土と人を通して」
1月10日(土)開催予定の記念講演会は中止となりました。なお、展覧会は通常通りご覧いただけます。

日時:2021年1月10日(日)午後1時30分から午後3時(午後1時開場)
会場:龍谷大学大宮学舎東黌101教室
講師:就実大学非常勤講師(元岡山県立博物館統括学芸員) 中田 利枝子氏
申し込み:龍谷ミュージアムHPの申し込みフォーム、またはミュージアム受付にて開催前日までにお申し込みください(当日参加は不可)。
※先着100名 聴講無料(観覧券の提示は不要)
※参加上の注意点など、詳細は龍谷ミュージアムHPをご確認ください

ご来館にあたっては、新型コロナウイルスの感染拡大防止にご理解とご協力をお願いします。

  • 入館は予約優先制です。無料入館対象の方、各種割引対象の方を含め、原則として龍谷ミュージアムHPからの事前入館予約が必要です。オンライン入館予約の手順はこちらから(館のホームページに移動します※PDF)
  • オンライン予約のご利用が難しい方のため、来館時に窓口にて購入できる「当日券」を若干数用意しています。ただし、1時間単位での入館者数管理を行っていますので、混雑時は入館までお待ちいただく場合があります。
  • 感染が確認された場合に備え、入館時に氏名、連絡先等の個人情報の記入にご協力をお願いします。
  • 発熱や咳き込み等の症状があるお客様は入館をご遠慮ください。
  • 入館時に検温を実施しています。37.5度以上の発熱が確認された場合、入館をお断りさせていただきます。
  • 咳エチケットにご留意いただき、マスクの着用をお願いします。着用されていない場合、入館をお断りすることがあります。
    ※フェイスシールドやマウスシールドのみでの入館はお断りしています。
  • 新型コロナウイルスの感染拡大の状況によってはやむを得ず臨時休館、もしくは本展を中止させていただくことがあります。
    最新の情報は龍谷ミュージアムHPをご確認ください。

作品保護のため、会期中に展示替えを行います。
龍谷ミュージアムTwitter @ryukokumuse

開催期間2020年11月21日(土)~2021年1月24日(日)
時間午前10時から午後5時
入館は閉館30分前まで
休館日月曜日と11月24日(火)、12月29日(火)から2021年1月5日(火)
ただし11月23日、1月11日=ともに月・祝=は開館
会場 龍谷大学 龍谷ミュージアム(京都駅から徒歩約12分・西本願寺前)
ホームページhttps://museum.ryukoku.ac.jp/
料金一般900(700)円、高大生500(300)円、小中生200(100)円
※カッコ内は前売りおよび20人以上の団体料金
※前売り券は10月30日(金)から11月20日(金)まで、龍谷ミュージアムHP、京都新聞1階文化センター、ローソンチケット(Lコード53857)などで販売
※小学生未満、「障害者手帳」等を提示の本人と介護者1名は無料
お問い合わせ龍谷ミュージアム 075-351-2500
主催/後援など主催:龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞、朝日新聞社