アート・展示
音楽その他公演
終了

開催期間:2022年6月3日(金)~2022年9月3日(土)

BRIAN ENO AMBIENT KYOTO

BRIAN ENO AMBIENT KYOTO

 世界の現代音楽・ポップミュージックシーンにおけるレジェンドであり、ヴィジュアル・アートのパイオニアであるブライアン・イーノによる大規模個展が開催されます。彼が提唱したアンビエント・ミュージック(環境音楽)を音と光で体感できる空間芸術です。

 芸術家としての活動のみならず、環境問題など社会活動にも取り組んできたイーノが、世界的文化都市である京都でどのようなメッセージを発信するのでしょうか。

ヴィジュアル・アートに革命をもたらしたブライアン・イーノによる音と光の展覧会

 


連日の大盛況につき、会期延長決定! 2022.6.3-9.3

ブライアン・イーノによる展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」は、京都を舞台に6月3日(金)に幕を開け、主要3作品と世界初公開作品が一堂に会する大展覧会とあって、連日大盛況となっています。その賑わいを受けて、当初8月21日(日)に閉幕の予定だった会期を、2週間延長して9月3日(土)まで開催することにしました。

会期延長期間のチケットは、8月3日(水)正午12時よりオンラインにて販売が開始されます。

 


 

【ブライアン・イーノとは?】

70年代初頭にイギリスのバンド、ロキシーミュージックの創設メンバーの一人として注目を集め、その後、一連のソロ作品やコラボレーション作品を世に送りだします。

歴史的大プロデューサーでもあり、デヴィッド・ボウイ、U2、コールドプレイと手がけた作品が世界的大ヒット。常に大衆文化との接点を大切にしつつ、そこに自分の芸術性を融合させます。

また、音楽活動と並行して、光や映像を使ったヴィジュアル・アートの創作活動を続け、世界中で展覧会やインスタレーションを行っています。

また、興味深く聞くことも、聞き流すことも、無視することもできるという、あらゆる聞き方を受容する「アンビエント・ミュージック」の創始者で、それは発送の転換であり、20世紀の音楽文化におけるもっとも重要な革命のひとつでしょう。

そして、よりよき社会を目指して早くから社会的活動を行ってきたイーノは、気候変動の問題の解決を目的とした慈善団体「EarthPercent」を設立。音楽業界から資金を集めて、気候変動の緊急事態に取り組む最も影響力のある環境慈善団体への寄付を行っています。

以上のように、ミュージシャン、プロデューサー、ヴィジュアル・アーティスト、アクティヴィスト、多才な活動を通して社会に大きな影響を与えています。

 

【展覧会のみどころ】

1.ヴィジュアル・アートに革命をもたらしたイーノの空間芸術

イーノは音楽制作において、反復でない、途絶えることなく続き、そして常に変化し続ける音楽を「ジェネレーティヴ・ミュージック」と提唱し作品を発表してきました。その手法をヴィジュアルの分野でも用い、音と光の双方が途絶えることなく変化し、そしてシンクロしあう、「ジェネレーティヴ・アート」という空間芸術を体感することができます。

 

2.その空間のその時にしか体験できない参加型展覧会

イーノが提唱して、リスナー主体のあらゆる聞き方を受容する「アンビエント・ミュージック」。本展においても、観客のあらゆる接し方を受容する空間を作り上げ、絶え間なく変化し続ける音と光がシンクロする空間において、観客は、いつきたのか、部屋のどこにいたかによって他の誰とも違う体験をすることができます。

 

3. コロナ禍に行われる初の大規模な展覧会。舞台は京都。

本展はコロナ禍以降、はじめての大規模展覧会です。舞台は京都 ———芸術家としての活動のみならず、環境問題など社会活動にも早くから取り組んできたイーノが、世界的文化都市の地で、どのようなメッセージを発するのか、日本のみならず世界が注目しています。

 

【作品内容】

※写真は過去の展覧会の写真です。

⓵『77 Million Paintings』

途絶えることなく変化する音と光がシンクロして生み出される空間芸術作品。「7700万」というのはシステムが生み出すことのできるヴィジュアルの組み合わせを意味し、誰もが違う体験をすることでしょう。

 

②『The Ship』

多数の個性的なスピーカーから個別の音が鳴ることで、場所によって違う音が聴こえ、また部屋の中を移動することで自発的にミックスすることもできます。またスピーカーが視覚的特徴となるよう照明などで空間を演出しています。

 

③『Light Boxes』

光りながら常に新たな色彩の組み合わせへと変わってゆく、LED技術を駆使した光の作品。作品の表面下にあるボックスが照らされ、光の色の組み合わせがゆっくりと変化すると共に、作品に対する見方も変化し、流れるような光の魅惑的な世界に引き込まれます。 

 

世界初公開!Face to Face』

ランダムなパターンとその組み合わせによって、予期せぬアート作品を生み出す可能性を追求した作品。
この作品は、実在する21人の人物の顔をそれぞれ1枚の静止画に収めた小さな写真群から始まり、特殊なソフトウェアを使い、画像は1つの本物の顔から別の顔へと、ピクセル単位でゆっくりと変化していきます。これが、実際には存在しなかった人々、中間的な人間など、一人一人の本物の顔の間に「新しい人間」の長い連鎖を生み出し、毎秒30人ずつ、36,000人以上の新しい顔を誕生させることができます。

 

【会場】

 

京都中央信用金庫 旧厚生センター

〒600-8219京都市下京区中居町七条通烏丸西入113

JR京都駅から徒歩5分、東本願寺の南に隣接する京都中央信用金庫 旧厚生センター。築90年の歴史ある建築物が丸ごとイーノのアートで彩られた空間となる。

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BRIAN ENO AMBIENT KYOTO

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☆★☆★☆2022年6月2日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!

 

開催期間2022年6月3日(金)~2022年9月3日(土)
時間午前11時~午後9時(入場は、閉館の30分前まで、土日祝は10時開館)
休館日会期中無休
会場 京都中央信用金庫旧厚生センター
京都市下京区中居町七条通烏丸西入113
ホームページhttps://ambientkyoto.com/
料金【平日】
一般:2,000円/専門・大学生:1,500円/中高生:1,000円
【土日祝】
一般:2,200円/専門・大学生:1,700円/中高生:1,200円

※小学生以下無料
※学生の方は、入館時に学生証をご提示ください
※「障害者手帳」(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、大学生・専門学校生と同料金対応となります。事前予約の際は、大学生・専門学校生の枠をご選択ください。
※チケットはWEB(https://www.e-tix.jp/ambientkyoto/)よりご購入・日時指定ご予約ください。当日窓口でも、当日券はご購入いただけますが、ご希望の時間枠でのご入場ができない場合がございます。
お問い合わせメール:info@ambientkyoto.com
主催/後援など主  催:AMBIENT KYOTO実行委員会(TOW、京都新聞)
企画協力:TOW、Traffic
協  力:α-station FM KYOTO、京都METRO、CCCアートラボ
後  援:京都府、京都市、ブリティッシュ・カウンシル、FM COCOLO
機材協賛:Genelec Japan、Bose、Magnux、静科、SONOS
特別協力:Beatink、京都中央信用金庫
備考※小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
※ベビーカーでお越しのお客様は、受付にてベビーカーを預からせていただく場合がございます。
※会場が歴史的建造物のため、入口階段にスロープが設置できない構造です。車椅子でのご来場は、同伴者の方のご協力のもと階段対応ができる方に限らせていただきます。なお、1階のみ閲覧可能となります。(予約不要。車椅子の方と同伴者1名様まで入場無料です。)