アート・展示
京都ならでは!
終了

開催期間:2017年4月15日(土)~2017年5月14日(日)

◆終了◆ KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2017「ラファエル・ダラポルタ ショーヴェ洞窟」

◆終了◆ KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2017「ラファエル・ダラポルタ ショーヴェ洞窟」

今回で5回目の開催となる、日本でも数少ない国際的なフォト・フェスティバル「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭。16あるメインプログラムのうちのひとつ、現在注目の仏の若手写真家ラファエル・ダラポルタの「ショーヴェ洞窟」を紹介します。

内容
入念な調査とコンセプチュアルな手法で、多くの意欲作を発表してきたラファエル・ダラポルタの、日本で初の作品披露となる本展。約36,000年前の人類最古の壁画が残るといわれる世界遺産のショーヴェ洞窟(フランス)。保護のため非公開となっているこの洞窟に、6時間のみ立ち入ることを許されたダラポルタが、洞窟の全方位を独自の手法で360度撮影し、モノクロームの緻密なテクスチュアの作品へと昇華させました。高さ3.9m、長さ11.8mの超高画質の大規模な4Kモニターによる映像インスタレーションと、展開図を用いて再構成したモノクロプリントとで、「人類の表現の起源」ともいえる洞窟内の幻想的かつ礼厳な空間を再現する貴重な機会です。ぜひ、お楽しみください。


ラファエル・ダラポルタ 「The elusive Chauvet – Pont-d’Arc Cave(Éditions Xavier Barral) 」2016年© Raphaël Dallaporta / Éditions Xavier Barral

 

ラファエル・ダラポルタ
 
                  © Jérome Sother
1980年フランス生まれ。精緻な手法とドキュメンタリーへの信念により国際的な評価を得ている。生のはかなさといった、本質的な主題や、人権的な社会問題を提示する作品制作を続けている。2010年には若手写真家のためのICPインフィニティ・アワード、2011年にはFOAM Paul Huf Awardを受賞。主な収蔵先に、エリゼ写真美術館、FNAC、ヨーロッパ写真美術館、ニューヨーク公立図書館などがある。
ラファエル・ダラポルタHP→http://www.raphaeldallaporta.com/

スペシャルイベント
ミケル・バルセロとパスカル・コムラードによるライブパフォーマンス
「幻影 L'Image fantôme」
2004年にルーヴル美術館にて作品を展示した最年少アーティストとしてや、2008年に完成したジュネーブの国連欧州本部の人権理事会本会議場「Room XX」の天井装飾の制作などで、スペインを代表する現代アーティストとして知られる、ミケル・バルセロ。今回、ピカソ美術館で行われた特別公演と同じ構成で、ミュージシャンのパスカル・コムラードの音楽とのコラボレーションによるパフォーマンスを行います。絵筆に水を浸し、水に反応する特殊紙にミケル・バルセロが作品を描きます。30分という限られた時間で、紙から水が蒸発するとその筆跡は消滅するという短命ながら類を見ない傑作を、即興で作り出す様子をぜひご覧下さい。
日時:4月16日(日)14:00~15:00
場所:二条城二の丸御殿台所[無料 ※別途展覧会入場券が必要です]

関連パブリックプログラム
ラファエル・ダラポルタと港千尋(写真家・写真評論家)によるトーク
日時:4月15日(土)15:00~16:00
会場:京都文化博物館 別館1階 [無料 ※別途展覧会入場券が必要です]

●ミケル・バルセロと小林康夫(表象文化論・現代哲学)によるトーク
日時:4月16日(日)16:30~17:30
会場:京都文化博物館 別館1階 [無料 ※別途展覧会入場券が必要です]
内容:ショーヴェ洞窟と、ミケル・バルセロと洞窟との関わりについて 

キッズワークショップ『旧石器時代の道具に触れてみよう、使ってみよう』
日時:5月7日(日)13:30~15:00
会場:京都文化博物館[無料 ※保護者が見学の場合は別途入場料が必要]
講師:村野正景(京都文化博物館学芸員)

KYOTOGRAPHIEについて
2013年以来毎年春に京都で開催され、回を重ねるごとに講評を博し、これまでに約25万人の来場者を迎えました。今回も16のメインプログラムのほか関連プログラム、イベントも多数開催されます。
詳細はコチラ

関連プログラムのご案内
京都新聞2階ギャラリーで開催されるDAYS JAPAN写真展「一枚の写真が国家を動かすこともある」の紹介はコチラ

美術館「えき」KYOTOとのゴールデンウィーク特別共同企画
4月26日(水)~5月14日(日)に開催される「アニエスベーフォトコレクション amour,amours...dans ma collection de photographies agnès b.」の紹介はコチラ

 

京都新聞トマト倶楽部会員割引
会員証提示で、ご本人と同伴者1名までを、当日一般料金1,000円 → 800円に割引。


 

開催期間2017年4月15日(土)~2017年5月14日(日)
時間10:00~19:00
休館日月曜日(ただし、5月1日は開館)
会場 京都文化博物館 別館1階
京都市中京区三条高倉
ホームページhttp://www.kyotographie.jp/
料金一般1,000円、学生800円、中学生以下無料
※京都新聞トマト倶楽部会員証提示で、ご本人と同伴者1名まで、当日一般料金1,000円を800円に割引いたします。
お問い合わせKYOTOGRAPHIE事務局 電話:075-708-7108
主催/後援など主催:一般社団法人KYOTOGRAPHIE  共催:京都市、京都市教育委員会、京都新聞
備考KYOTOGRAPHIEその他のプログラム、およびパスポートについては、公式HPをご確認ください。