◆終了◆ 三蔵法師展 薬師寺の宝物とともに
アート・展示
終了

開催期間:2016年10月1日(土)~2016年11月27日(日)

◆終了◆ 三蔵法師展 薬師寺の宝物とともに

三蔵法師を鼻祖として崇め奉る法相宗大本山薬師寺が所蔵する寺宝から、シルクロードを旅する三蔵法師とその守護神を伝える絵画や彫刻、信仰の証が反映された文書類、『西遊記』を基に制作された浮世絵版画などを展観し、1400年の時を超えて語り継がれる真の三蔵法師の人物像に迫ります。

今から500年以上も前の中国で作られた『西遊記』の主人公・三蔵法師といえば、現代においてもドラマやアニメなどでよく目にする、私たちにとって身近な存在の人物です。時にヒーロー、時にはヒロインといったイメージが強い三蔵法師ですが、かつて実在したお坊さんがモデルとされています。それは中国、唐代の高僧・玄奘(602-664)です。

唐の都・長安から天竺(インド)まで灼熱の砂漠、険峻な山岳地帯を通って、お釈迦様のありがたい教えが記されたお経を求めて旅した実話をもとに『西遊記』が作られ、やがて多くの人々に知られるようになりました。

孫悟空や沙悟浄、猪八戒たち旅の仲間に助けられ、妖怪を退治し、天竺まで旅をするという私たちに馴染みのあるストーリーはどこまでが実話だったのでしょう?また天竺へ辿りついた後日談は...?

この展覧会では、奈良の法相宗大本山薬師寺に伝えられた宝物を手がかりに、1400年の時を超えて語り継がれる三蔵法師の真の物語を紐解きます。


展示構成

序章 三蔵法師とは

孫悟空たち旅の仲間に助けられ、天竺を目指す少々頼りない女性的なイメージの三蔵法師を私たちはよくテレビで目にすることがあります。一方で実在する三蔵法師の肖像画には、天竺までの厳しい旅路を越えて経典を得ようとする強い信念を持った僧侶の姿が描かれています。本章では“本当の三蔵法師とは?”をキーワードにその人物像に迫ります。

第1章 三蔵法師の軌跡

『西遊記』で知られる三蔵法師の旅路は、想像を絶する厳しいものでした。シルクロードの難所を幾つも越えて、天竺から多くの経典や仏像・仏舎利を手に入れて帰国した時には、既に17 年もの歳月が流れていました。本章では、困難を乗り越えて旅路を進む三蔵法師の姿やその守護神が描かれた絵画を通して、その旅の足跡をたどります。

第2章 信仰の証 ほとけの姿

自らの大きな手で押さえつけて、孫悟空をこらしめるお釈迦様のエピソードは『西遊記』でおなじみの場面ですが、三蔵法師と仏さまにまつわるエピソードは様々なものがあります。本章では仏像や仏画作品から、三蔵法師にゆかりのある仏さまを紹介します。

第3章 受け継がれる三蔵法師

天竺から中国・唐へ帰国した後、三蔵法師は約20 年の歳月をかけて、膨大な数のお経の翻訳を行いました。その数、実に1335 巻にも上ります。三蔵法師の教えはやがて、日本にもたらされ、1300 年前より奈良の薬師寺で大切に守り伝えられています。また、その教えのみならず、天竺までの旅の物語は『西遊記』として庶民の間に広がり、江戸時代には絵本や人形浄瑠璃、浮世絵などで紹介されることで大衆化されます。本章では三蔵法師の教えや物語がどのように後世語り継がれてきたかを紹介します。

★2016年9月30日(金)付の京都新聞朝刊に掲載された特集の内容は<コチラ>からご覧いただけます。

開催期間2016年10月1日(土)~2016年11月27日(日)
時間午前9時30分~午後5時 ※入館は閉館30分前まで
休館日月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、10月11日(火)、同25日(火)
会場 佐川美術館
守山市水保町北川2891
ホームページhttp://www.sagawa-artmuseum.or.jp/
料金一般1,000円(800円)、高大生600円(400円)、中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要)
※かっこ内は20名以上の団体料金。専門・専修学校は大学に準じる。
※障害者手帳をお持ちの方(要提示)、付添者(1名のみ)は無料。
お問い合わせ佐川美術館
電話:077-585-7800
主催/後援など主催:公益財団法人佐川美術館、法相宗大本山薬師寺、京都新聞
後援:滋賀県、滋賀県教育委員会、守山市、守山市教育委員会、
   BBCびわ湖放送
協力:SGホールディングス株式会社、佐川急便株式会社、佐川印刷株式会社
備考関連イベント
開幕法要&記念講演会
■日時 10月1日(土) 開幕法要10:00~ 記念講演会11:00~
■導師・講師 加藤朝胤師(法相宗大本山薬師寺 執事長)
■会場 特別展示室(開幕法要)、樂吉左衛門館B2ロビー(記念講演会)
■参加費 無料(但し当日有効の入館券が必要)
※席数に限りがございます。
※開幕法要は厳正な儀式になりますので、入場制限を行う場合がございます。

ミュージアム説法&ミュージアム写経&ギャラリートーク
展覧会期中、薬師寺のお坊さんによる説法や写経体験を実施します。
①ミュージアム説法
薬師寺のお坊さんに三蔵法師や仏教について分かりやすくお話しいただきます。
■日程 10 月2日・9日・16日・23日・30日、11月6日・13日・27日 いずれも日曜日
■時間 午前の部11:00~ 午後の部13:00~ (いずれも約40 分)
■参加費 無料(但し当日有効の入館券が必要)
※席数に限りがございます。
②ミュージアム写経
三蔵法師が翻訳したお経の中でも私たちに最も馴染みのある「般若心経」のお写経を体験していただきます。薬師寺のお坊さんによる分かりやすい解説付。
■日時 10月15日・22日・29日、11月5日・12日・19日・26日 いずれも土曜日
■時間 13:30~ (約90 分)
■定員 各25名
■参加費 2,000円
※お写経道具は準備しています。鉛筆などでも体験できます。
※お写経は薬師寺に奉納されます。ご希望の方はお持ち帰りもできます。
③ギャラリートーク
薬師寺のお坊さんと展示室を一緒に廻りながら展示品について解説いただきます。
■日時 10月15日・22日・29日、11月5日・12日・19日・26日 いずれも土曜日
■時間 11:00~ (約40 分)
■参加費 無料(但し当日有効の入館券が必要)
※席数に限りがございます。

①②③ともに
■講師 加藤大覺師(法相宗大本山薬師寺 録事)