開催期間:2021年6月4日(金)~2021年11月23日(火)
約60年にわたる画業において、さまざまに画風を変貌させた日本画家・堂本印象(1891-1975)。
花鳥画をはじめ、風景画、人物画、仏画など日本の伝統的なモチーフを描く一方、戦後には抽象絵画へと華麗な展開を遂げました。
2021年は堂本印象生誕130年となる記念の年です。
堂本印象美術館では、印象の創造をあらためて振り返る記念展を前後編に分けて開催します。
生誕130年記念展前編として開催する本展では、2019年度に実施した来館者による人気投票でTOP10に輝いた《木華開耶媛》や《交響》などの所蔵作品を中心に、近年の調査で新発見された作品や、≪戦艦大和守護神≫≪手をつなぐ(万国博ホール緞帳原画)≫といった京都では目にする機会の少ない作品など、全48点を紹介。
時代を経ても輝き続ける印象作品の魅力に触れてみてください。
※会期が変更になりました
2021年6月4日(金)~9月26日(日)→2021年6月4日(金)~11月23日(火・祝)
※一部展示替えがあります。
以下の2作品については、9/26で展示を終了いたします。
・《戦艦大和守護神》 1940(昭和15)年頃
・《手をつなぐ(万国博ホール緞帳原画)》 1969(昭和44)年
※後編は2021年12月~2021年3月にかけて、印象の装飾芸術に注目する展覧会「描く・飾る・デザインするー堂本印象の流儀ー」を開催
【出品作品(一部)】
作品はすべて堂本印象作
人気投票2位
≪兎春野に遊ぶ≫
1938(昭和13)年 京都府立堂本印象美術館蔵
人気投票3位
≪木華開耶媛≫
1929(昭和4)年 京都府立堂本印象美術館蔵
人気投票4位
≪交響≫
1961(昭和36)年 京都府立堂本印象美術館蔵
新発見作品!今回初出品!
≪桜狩≫
1928(昭和3)年 個人蔵
堂本印象美術館初出品作品
≪戦艦大和守護神≫
1940(昭和15)年頃 海上自衛隊第一術科学校教育参考館蔵 ※展示期間:~9月26日まで
大阪万博時に描かれた緞帳の下絵
≪手をつなぐ(万博緞帳下絵)≫
1969(昭和44)年 堂本印象美術館蔵
※画像の作品は下絵ですが、その本画となる≪手をつなぐ(万国博ホール緞帳原画)≫も出品されます(※展示期間:~9月26日まで)。こちらは美術館初出品です。
開催期間 | 2021年6月4日(金)~2021年11月23日(火) |
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時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(ただし8月9日、9月20日、11月22日は開館し、8月10日、9月21日は休館) |
会場 | 京都府立堂本印象美術館 京都市北区平野上柳町26-3 |
ホームページ | http://insho-domoto.com/ |
料金 | 一般510(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円 ※()内は20人以上の団体料金 ※65歳以上の方(要公的証明)、障害者手帳を提示の方(介護者1名を含む)は無料 ※トマト倶楽部会員は会員証の提示で20%割引(本人のみ) |
お問い合わせ | 京都府立堂本印象美術館 TEL:075-463-0007 |
主催/後援など | 主催:京都府、京都府立堂本印象美術館、京都新聞 助成:一般財団法人地域創造 |