千利休居士の道統を継ぐ表千家不審菴に伝来してきた茶の湯の道具に焦点をあてるシリーズの4回目。今回は「茶入、茶器、茶杓」に焦点をあて、その歴史と物語、歴代家元の茶風と事績を訪ねます。
近代日本画の大家の一人、堂本印象(1891~1975)は、昭和27年(1952)に、初めてヨーロッパに渡り、芸術作品を訪ねる旅をしました。本展は、印象が目にしたヨーロッパの各所を、印象の作品から紹介するものです。(入場無料)
戦後日本画の革新を担う旗手として活躍した加山又造氏。今年、生誕90年にあたることを記念し、初期から晩年に至る画業をたどる本展を開催します。ぜひご来場ください。
「猫」 1980年頃 個人蔵
1996年に開館したウッドワン美術館が所蔵する約1000点の美術作品の中から、厳選した日本近代絵画の名品約90点を展観します。この機会にぜひご高覧ください。
本年は、大津遷都から1350年の節目の年になります。これを記念し、本展では大津宮関連資料や、大津の古代寺院の出土資料などを展示します。また、白鳳時代~奈良時代をはじめとして、7世紀に造られたさまざまな仏像や瓦を展示し、大津に都があった頃の華やかな仏教文化について紹介します。
19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍し、アール・ヌーヴォーの代表的な芸術家として知られるアルフォンス・ミュシャの展覧会を開催します。本展は、ミュシャの初恋、あるいは人生の転機となったサラ・ベルナールとの出会いを始め、その生涯を彩った運命の女性たちに焦点をあてミュシャ芸術を紹介します。ミュシャの生まれ故郷であるチェコ在住の医師ズデニュク・チマル博士の祖父母から3代に亘るコレクションに限り、リトグラフのポスター、装飾パネル、さらには水彩画、素描画など、約150点を展覧いたします。
2015年にロシアのエルミタージュ美術館、プーシキン美術館で開催され大好評を博した「樂―茶碗の中の宇宙」展。プーシキン美術館では子どもたちによる茶碗を作るワークショップや、樂茶碗を描くワークショップなど関連イベントも充実したものでした。
昨冬から今春にかけて京都国立近代美術館、東京国立近代美術館にて「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」がロシアでの帰国展として開催されましたが、本展は“樂美術館版帰国展”として、ロシアの人々との交流にも焦点を当てた展示となります。
ロシアを旅した樂焼の名品と共に、ロシアの子どもたちが描いた樂茶碗の絵や15代吉左衞門と子どもたちが制作した黒茶碗なども紹介します。
仏教の世界観である地獄。日本では平安時代に恵心僧都源信の『往生要集』によって具体的なイメージが与えられ、地獄や六道の世界を表す美術が発展しました。本展では日本の中世から現代にかけて造形された多彩な地獄の美術を通じて、日本人が抱いてきた死生観・来世観を辿ります。特に近世以降に民間で描かれた「たのしい地獄絵」とも呼ばれる素朴で個性的な地獄絵など、どこかゆるくて魅力的な地獄絵ワンダーランドをお楽しみください。
MIHO MUSEUMの開館20周年と、同館設計者であるI.M.ペイ氏の満100歳を寿ぐ意味を込めた記念展です。北館では日本古美術を中心に、南館では世界のさまざまな地域、文明から選りすぐった古代美術を紹介します。「聖なるもの」「美しきもの」を求めて形成されたMIHOコレクションの精粋をお楽しみください。
テーマを決めて自分だけの新聞を創る「京都新聞小・中学生新聞コンクール」。新聞づくりを通して、読み書きや自分の考えを整理して表現する力を養うことを目的に2007年から開催しています。昨年は、地域の歴史などおなじみのテーマに加え、リオ五輪や家族について取り上げたものなど1779点の作品が寄せられました。審査員はニュース性がある▽記事を自分の言葉で書けている▽見出しやレイアウトの工夫が感じられる―などを基準に審査しました。
みなさんも、自分だけの新聞作りで興味のあることを調べて表現してみませんか?
身近な活字・新聞に親しみ子どもたちの情操・学習能力を育む趣旨のもと、第13回「京都新聞スクラップコンクール」を開催します。ふるってご応募ください!!
元日恒例の天皇杯全日本サッカー選手権大会。天皇杯を手にするのは果たしてどのチームか。各会場で熱いゲームが行われています。ぜひ観戦をお楽しみください。
「セレマカップ第50回京都少年サッカー選手権大会(U-12リーグ)」を開催します。ご声援ください。