2020年に創刊115周年を迎える雑誌「婦人画報」が、とりわけ大切に誌面で紹介し続けてきたのが、茶道や華道、工芸、芸能といった京都の「人」と「家」です。
本展では、京都の13の家に伝わる宝物や代々が手掛けた作品など約80点を、「婦人画報」115周年の歴史から厳選した貴重な写真や記事とともにご紹介します。
◆2022年1月2日の第43回新春びわこ健康マラソンは、ランナーや市民の皆さまの安全を考慮し、開催を中止いたします。予めご了承ください◆
新年2日、びわこの景色を望みながら、一年の健康を願い走る「新春びわこ健康マラソンIN大津なぎさ」が開催されます。ふるってご参加ください。
市民参加型の合唱団と藤岡幸夫による指揮で「第10回城陽第九フェスティバル~城陽に響く歓喜の歌~」を開催します。舞台と客席が一体となるコンサートをお楽しみください。
1879(明治12)年に西本願寺の大教校として建てられた龍谷大学大宮学舎は、今年で140周年を迎えました。これを記念し、人文知の可能性や文学部での学びの魅力を探るシンポジウムを開催します。(事前申込制)
地域福祉の充実を願い、第10回クリスマスチャリティーコンサートを開催いたします。
今回は、クリスマスにちなんで作曲された美しい旋律の数々と楽器のコラボレーション。また、子どもも大人も楽しめる、モーツァルトオペラ”魔笛”の世界をわかりやすく抜粋でお届けいたします。
オペラ”魔笛”では、来場の小・中学生のみなさんも舞台上へ!一緒に歌い、飛び跳ねる場面もあります。ご家族で楽しんでいただけるクリスマスコンサートをお楽しみください。(写真は昨年の様子)
関西一円に学ぶ留学生が母国の民族音楽や舞踊などを披露する「関西留学生音楽祭」は今年で30周年を迎えます!
「留学生音楽祭」として1989年に京都でスタートし、2009年に「関西留学生音楽祭」と名称を変えて以降は京都と大阪で隔年で開催。
留学生と一般市民との異文化交流の場として親しまれてきたイベントです。
今年はロームシアター京都メインホールにて開催。
次代を担う若き青年たちが織りなすステージに、どうぞご期待ください。
また、ただいま出演者も募集中!
是非、アーティストとしての力をぜひ舞台上で発揮してください!
明治40年に第1回文部省美術展覧会(略して文展)を礎とし、「帝展」「新文展」「日展」と名称を変えつつ、常に日本の美術界をリードし続けてきた日展。当初は日本画、西洋画、彫刻の3部門でしたが、昭和2年に工芸美術が加わり、昭和23年に書も加わりました。現在では、各部門において日本の美術界を代表する巨匠から、第一線で意欲的に活躍している中堅、新人を多数擁しており、世界にも類のない一大総合美術展として、全国の多くの美術ファンが関心を集めています。
成田屋の伝統を継ぐ歌舞伎俳優であり、映画やテレビドラマで多様な役を演じる表現者であり、家族を愛するひとりの父親でもある、市川海老蔵。
来年に十三代目市川團十郎白猿を襲名することを記念し、“海老蔵”としての最後の機会となる展覧会を開催します。
約60年にわたる画業において常に日本画の限界を超え、最前線の表現に挑戦し続けた画家・堂本印象。
印象は生涯にわたって風景、人物、花鳥、神仏など多様なモチーフを描きこなしましたが、特に1950年代半ばからは日本画家による抽象画という今までに見られなかった前衛的な表現で、画壇に鮮やかな足跡を残しました。
本展では、高知・五台山竹林寺の抽象表現で彩られた大胆な襖絵を美術館では14年ぶりに特別公開。あわせて、堂本印象美術館コレクションの中から印象の画技が冴えわたる代表的な作品を紹介します。
また印象作品の人気作を決める投票企画も実施。
その結果が2021年の堂本印象生誕130年記念展に生かされます。
是非お越しください。
襖絵のみ展示替え有
前期:2019年11月30日(土)~2020年2月2日(日)
後期:2020年2月4日(火)~2020年3月29日(日)
※新型コロナウィルス感染症の感染予防・拡散防止のため、
2020年2月28日(金)~3月23日(月)まで、臨時休館致します(3/21時点)
京都在住の亀山達矢と中川敦子によるユニット・tupera tupera(ツペラツペラ)は絵本、雑貨、アニメーションや舞台美術の分野で活躍するアーティスト。2人の軌跡をたどる本展では絵本「しろくまのパンツ」や「パンダ銭湯」の原画を中心に、立体やイラストレーション、映像作品など約300点の作品を展示します。さらに、会場では新作の制作過程を公開します!
すべては応挙にはじまる―。
本展では応挙の代表作「郭子儀図」に加え、最晩年の傑作「松に孔雀図」を含んだ大乗寺障壁画を立体的に展示。さらに、円山・四条派の主要画家の作品を紹介します。
四季のうつろいの中に植物や鳥獣を描く花鳥画は、東洋絵画の大きな一角を占めてきました。日本の近世では中世以来の伝統を受け継ぐ狩野派、デザイン感覚を発揮した琳派、自由な筆づかいで本質にせまる文人画、写生画に新生面を開いた円山四条派など多くの優れた画家を輩出し、じつに多様な展開をみせました。これらの豊かな表現の背景には、博物学的関心、詩歌に詠われた花鳥風月、長寿や子孫繁栄などの願い(吉祥)などが垣間見え、江戸時代の人々の花鳥に寄せる想いが伝わってくるようです。
本展は住友コレクションより、彭城百川(さかきひゃくせん)、伊藤若冲、椿椿山(つばきちんざん)はじめ江戸時代に京や江戸で活躍した画家の花鳥画を紹介。さらに彼らに刺激を与え表現の源となった沈南蘋(しんなんぴん)など中国・明清時代の重厚で装飾的な作品をあわせて展示します。
花鳥画の豊かな表現を通して、花鳥画の根底に流れる人々の想いに心を重ねるひとときをお楽しみください。
細見美術館恒例の琳派展の第21弾は、没後200年の節目を迎える中村芳中を特集します。
中村芳中(?~1819)は江戸時代に大坂を中心に活躍した絵師です。
文人画風の山水画や、筆以外の物をつかって描く「指頭画(しとうが)」の他、尾形光琳に触発され「たらし込み」の技法を駆使した草花図などを描き光琳風の画家として親しまれました。
近年ではそのゆるい表現が「かわいい」と評され、人気を集める芳中。
本展では、文人画風や琳派風、俳画など芳中のさまざまな作品をご紹介します。
ほのぼのと愛らしい、芳中画の世界をお楽しみください。
日本文化を代表する、茶の湯。その歴史は禅とともにありました。禅の精神性は茶の湯には欠かせないもので、多くの禅宗美術のなかにその痕跡がうかがえます。高僧の墨蹟も、その多くが茶の湯で賞翫されることにより今に伝わりました。茶の湯の文化は現代に連綿と受け継がれてきましたが、時代と共に変化し続けてきました。権力者の茶、千利休の侘び茶、江戸時代の金森宗和らの「きれいさび」、そして近代数寄者の茶など、その享受のありかたは多様性をもって広がってきたのです。
「茶道資料館」開館40周年、ならびに「今日庵文庫」開館50周年を記念して、今日庵文庫が所蔵する貴重な文献資料の中から『三冊名物記』に焦点をあてた展覧会を開催します。
江戸時代中期に成立した茶道具の名物記『三冊名物記』は、茶入をはじめ、香炉、花入、茶碗、掛物など、当時名物として知られていた三百数十点の茶道具が掲載され、器形を描いた彩色図や詳しい作品情報、道具によっては伝来までもが記載されている画期的な資料です。懇願して名物茶道具を実見した人々の熱い思いや視点に注目しながら、『三冊名物記』の世界をご覧いただきます。
春は桜花舞い、秋は紅葉に彩られる嵯峨嵐山。
古来多くの貴族や文化人に愛され、芸術家たちがすぐれた作品を生み出す源泉となったこの地に、2019年10月、福田美術館が開館しました。
開館を記念した本展では、俵屋宗達や尾形光琳の琳派、円山応挙、長沢芦雪、呉春などの円山四条派など江戸時代の絵画から、竹内栖鳳、上村松園など明治以降に活躍した京都画壇たちの名品などを一挙公開します。
備前焼は、釉薬を一切使わない”焼き締め”のやきものです。窯の中で生じた様々な景色は、古くから人々を魅了してきました。
本展では、桃山時代から茶陶として茶人に愛された古備前の名品に始まり、その継承と復興を果たし、新たな作風に挑む近代、現代の備前作家の作品までを一堂に展覧し、時代を超えた備前焼の魅力を紹介します。
歴史の中で人から人へと受け継がれている、形を超えた何か「The Soul(魂)」。それは約450年にわたる樂茶碗の歴史の中でも大切に受け継がれ、また新たな創造性も導いてきました。日本文化の底流にある「The Soul」に焦点を当てた展覧会です。
身近な活字・新聞に親しみ子どもたちの情操・学習能力を育む趣旨のもと、第15回「京都新聞スクラップコンクール」を開催します。新聞を使って、スクラップ作品をつくってみましょう。みなさまの力作をお待ちしています!
読み書きや自分の考えを整理して表現する力を養うことを目的に2007年から開催している「京都新聞小・中学生新聞コンクール」を今年も開催します。テーマを決めて、自分だけの新聞を作ってみましょう。みなさまの力作をお待ちしています!!