日本画家・堂本元次の生誕100年を記念した特別展を開催します。
堂本元次(1923-2010)は京都市に生まれました。1941年、京都市立絵画専門学校(現 京都市立芸術大学)に入学し日本画家を志しますが、2年後に繰り上げ卒業し出征。幾度も死線をさまよい、広島で被爆するなど過酷な体験を経、戦後、画家として歩みはじめます。堂本印象に師事するようになると、師の影響を受け、現代風な風俗画や抽象画など、さまざまなジャンルに挑むようになります。
元次の画風の転機は、1979年に初めて中国を訪れてからです。中国の素朴な風景に魅せられ、以後、同地に取材した作品を発表するようになります。深い情熱を持ちながらも、それを抑制し穏やかな表現を展開させた作風が高く評価され、1987年に日本芸術院賞を受賞し、日本画会の重鎮として確固たる地位を築きました。
本展では、戦後の代表作をはじめ、さらに学生時代の同級生である下村良之介や、1930年代に新進気鋭の画家として活躍していた憧れの先輩田口壯の作品も紹介し、戦中、戦後を生きた堂本元次の画歴を振り返ります。
5年に1度姿を見せるすみっこの神様”すみ神様”が10周年をむかえた、おめでた~いすみっコたちを表彰式にご招待!
すみっコたちがすみっコらしく頑張って来られたのも、すみっコなかまのみなさまの応援があってこそ。
すみっコぐらし10周年をお祝いする表彰式へ、すみっコなかまのみなさまも”とくべつなお客様”としてご招待します。
会場では、てのりぬいぐるみセットやあつめてぬいぐるみなどのイベント限定グッズの販売や、会場入口では特別なお客様になれちゃう”ご来賓リボン”も特別販売しています。
すみっコなかまのみなさま、おむかえのながーい車に乗って、表彰式会場へ向かいましょう。
生涯にわたって京都の地で創作を続け、優れた表現力で日本画壇の最前線にあり続けた画家・石本正氏の回顧展を開催します。ぜひお越しください。(入場無料)
4月1日(土)~5月14日(日)美術館「えき」KYOTOにて、女優「オードリー・ヘプバーン」の写真展を開催します。
本展は、2023年が没後30年となることを機に、彼女が出演した映画をテーマに、著名な写真家の作品を含む約120点の写真を展覧します。
4月4日(火)~5月28日(日)京都市京セラ美術館 本館 北回廊2階にて、「生誕100年 回顧展 石本 正」を開催します。
舞妓や裸婦の官能的な表現で知られる日本画家・石本正(1920-2015)。石本の生誕100年を記念して、活動拠点だった京都で初めてとなる大規模な回顧展です。石本は島根県浜田市に生まれ、京都市立絵画専門学校(現・ 京都市立芸術大学)で日本画を学びました。その後、日本だけでなくヨーロッパの中世美術も広く研究・吸収して確立した情熱的でリアリティーあふれる舞妓や裸婦像は、戦後日本画の人体表現に新風を吹き込みました。本展では、石本正の個人美術館である浜田市立石正美術館の門外不出の作品に加え、全国から集めた代表作など約140点を一堂に公開し、青年時代から75年にも及ぶ画業の全容を振り返ります。没後のアトリエで新たに見つかった素描や絶筆となった未完の「舞妓」も展示し、生涯、地位や名声を求めることなく、最期の瞬間まで絵画一筋に生きた石本の生涯と創作の原点に迫ります。
美術館「えき」KYOTO「芭蕉布 人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事」展の関連イベントとして、京都新聞ニュースカフェ特別講演会を開催します。
故・平良敏子さんの後継者であり、喜如嘉の芭蕉布保存会会長の芭蕉布織物工房・平良美恵子さんの特別講演会と、三線の生演奏もお楽しみいただけます!
親鸞聖人御誕生850年、そして立教開宗800年を記念して、真宗と聖徳太子に焦点を当てた展覧会を開催します。一昨年1400年御聖忌を迎えた聖徳太子(厩戸皇子)は、歴史上の人物としてなじみ深い存在ですが、日本仏教においても宗派を問わず崇敬されてきました。中でも浄土真宗宗祖の親鸞の太子への深い思いは格別で、「和国の教主」と崇め、太子の造形化にも関わっていました。
この展覧会では、親鸞とその後継者たちが生み出した太子ゆかりの宝物、重要文化財3件を含む約90件をご紹介します。
日本の伝統工芸のたゆまぬ継承、発展を目指す「第52回日本伝統工芸近畿展」を開催します。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門から、人間国宝の作品8点をはじめ、鑑査に合格した入選作品211点を一堂に展覧します。ぜひご覧ください。
日本美術院は、明治31年(1898年)に岡倉天心らによって創設されました。一時は中断しましたが、大正3年(1914年)横山大観らによって再興。以来、脈々と続いた在野精神を受け継ぎ、近代日本画の発展に輝かしい足跡を残してきました。昭和20年から開催されている恒例の「春の院展」も本年で78回を迎えます。現代日本画の力作が並ぶ本展は、常に新しい流れを皆さまにご覧いただいており、今回も同人の先生方の作品と厳しい審査を経て選ばれた入選作を一堂に展覧いたします。常に日本画壇をリードし続ける、日本美術院の巨匠から新鋭画家まで意欲溢れる最新作をこの機会にぜひお楽しみください。
京都芸術大学では、2023年度の「京都学」講座を京都市、京都新聞との共催により開講します。これに合わせて市民等の受講生の募集を行います。
各界でご活躍の皆さまを講師にお招きし、「京都で育まれてきた日本の伝統と文化」をテーマに、「京都」の魅力を語っていただきます。
住友コレクションの一角を占める近代洋画は、住友吉左衞門友純(春翠)が明治30年(1897)の欧米視察中のパリで印象派の画家モネの油彩画2点を入手した事に始まります。その一方で、同時代のジャン=ポール・ローランスなどフランス・アカデミーの古典派絵画も収集しました。19世紀末のフランス絵画は、印象派の台頭とともに古典的写実派が次第に衰退していく様相を示すことになりますが、春翠が収集した洋画コレクションには同時代の印象派と古典派の作品がともに揃って収集されているところに特徴があります。また、明治維新以降の日本において、住友洋画コレクションは他に先駆けた最初の本格的な洋画コレクションでもありました。本展は、光を追い求めた印象派と陰影表現による実在感を追究した古典派を「光陰」と捉え、この「光陰」二つの流れから滋養を受けて展開した近代洋画の数々を紹介するものです。
志野流は、室町時代に香道の基礎を作り、流儀としての香の作法、精神を現代に至るまで五百年にわたり途切れることなく継承してきました。日本文化の結晶ともいうべき香道を、初代志野宗信から連綿と守り抜いてきた志野流五百年の道統を紹介します。
地球環境への意識の高まりやテクノロジーの進化など、人間社会のあり⽅が⼤きく変化する現代は、新たな視点が求められる時代だからこそ、人間こそがなしうることの重要性が改めて問い直されています。
本展では、企画・監修者にデザインを軸としてリサーチと思索を重ねてきた川上典李⼦⽒(武蔵野美術⼤学客員教授)を迎え、人間や地球の歴史を意識しながら、柔軟な発想でめざましい活動を展開する日本のアート、デザイン分野の気鋭の20作家(個人・チーム)を取り上げます。
1970年代、1980年代生まれを中心とした参加作家による新作や初公開作品を多数紹介する本展では、過去と未来、自然と人⼯、情報環境と実社会といったさまざまな関係性を軽やかにつないで再解釈する彼らの作品や活動から、世界が直⾯する激動の時代に求められる「創造へ向かう跳躍するエネルギー」が鮮やかに浮かび上がることでしょう。
2年目のJ1リーグに挑む京都サンガF.C.!
来る2月18日、サンガスタジアム by KYOCERAで鹿島アントラーズとの開幕戦を迎えます!
3季目となる曺監督、そしてクラブ史上最年少主将・川﨑選手のもと、さらなる高みを目指す京都サンガの活躍に期待し、今シーズンも一丸となって応援しましょう!!
夏季までのホームゲーム日程をお知らせします(今後変更となる場合があります)。
工芸の様々な分野で活躍する「工芸美術 創工会」の会員それぞれの作品を一堂に集める展示を開催します。未来を担う会員作家の作品を紹介する《主要展示》と、文化勲章受章者や文化功労者をはじめとする会員作家の代表作品に加え、作家人生のターニングポイントとなった作品を展覧する《特別展示》の二部構成です。その創造性と多様性をご覧いただける展覧会とし、多くの方にご覧いただくとともに、これから美術を志す若者や未来を担う作家たちに刺激と希望を与えられる機会となれば幸いです。
アール・ヌーヴォーの代表的な画家として知られるアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、サラ・ベルナールの演劇ポスター「ジスモンダ」をはじめとする数々のポスター作品で知られていますが、実際に彼が手掛けたジャンルは非常に多岐にわたりました。ミュシャ作品に特徴的な優美な女性像と花々を組み合わせたグラフィックおよびプロダクトデザインは、絵画作品とはまた異なる魅力を宿しています。本展では、チェコ在住のズデニェク・チマル博士のコレクションから、ベル・エポックの時代を象徴するミュシャ芸術の中で、とくにデザインの仕事に着目し、マルチ・アーティストとしてのミュシャについてひもときます。様々な形のミュシャ作品をお楽しみください。
大正から昭和にかけて京都で活躍した日本画家、甲斐荘楠音(かいのしょう・ただおと/1894-1978)。国画創作協会で彼が発表した作品は美醜を併せ吞んだ人間の生を描いて注目を集めましたが、やがて映画界へ転身し、風俗考証等で活躍したこともあってその画業が充分には顧みられない時期が続いていました。1997年、京都国立近代美術館で開催された「甲斐庄楠音展」は彼の画業について再評価を促したといえますが、その際、映画人としての側面については大きく取り上げることができませんでした。今回は、彼が手がけた時代劇衣裳が太秦で近年再発見されたことを受け、映画人・演劇人としての側面を含めた彼の全体像をご覧いただきます。
「第55回京滋職域・団体囲碁大会」を開催します。本大会は同一職域あるいは団体でチームを組んで対抗戦を行います。今年も3人1組で行います。ぜひご参加ください。
鎌倉時代の歌人・藤原定家が編んだ秀歌撰である小倉百人一首は今なお多くの人々に親しまれています。
今回の企画展では、百人一首ゆかりの書や絵画をご覧いただくとともに、百人一首の歌人の中から在原業平に着目し、彼が主人公とされる『伊勢物語』の各段を彷彿とさせる名作をご紹介します。
展覧会を通じ、2つの古典文学作品により親しんでいただける内容となっています。
現在福田美術館は約1800点のコレクションを有しています。このうち約200点は元々、国内有数の美術収集家であった山本憲治(1946-2020)氏の所蔵品であり、新しく福田コレクションに新しく加わったものです。
本展は新収蔵品の中から明治から昭和に活躍した有名画家たちの名品をご紹介いたします。
従来の福田美術館の企画展とは一味違ったラインナップをお楽しみください!