開催期間:2024年4月26日(金)~2024年9月1日(日)
千利休による「侘び茶」という茶の湯の在り方にかなう茶碗として生み出された「樂茶碗」。装飾性を省いた黒き茶碗や茶室の聚楽壁に同化するかのように聚楽土で造られた赤き茶碗は、「長次郎」という一人の陶工の手によって新たに生み出されました。「茶を飲むために生まれたヤキモノ」は、京都の焼物の中でも特異な存在であり、樂家樂茶碗のはじまりでもあります。
本展では、茶碗に命を吹き込む窯の炎の映像や、初代長次郎から十六代吉左衞門まで、歴代選りすぐりの茶碗を展示し、日本文化の一端を感じていただきます。
― 主な出品作品 ―
初代 長次郎( ~1589)
黒樂茶碗 銘「万代屋黒」
文叔・啐啄斎 箱書付
三代 道入(1599~1656)
赤樂茶碗 銘「禿(かむろ)」
如心斎 箱書付
本阿弥光悦(1558~1638)
黒樂茶碗 銘「村雲」
五代 宗入(1664~1716)
黒樂茶碗 銘「亀毛」
如心斎 箱書付
十五代 直入
焼貫黒樂茶碗 銘「砕動風鬼」
1990年制作
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樂美術館では、2021年からZoomでのオンライン配信を行っています。 ―――――――――― ◆第1回 【開催日】2024年6月16日(日) <お申し込み> 5月14日(火) 10:00より ―――――――――― ◆第2回 【開催日】2024年7月14日(日) <お申し込み> 6月19日(水) 10:00より ―――――――――― ◆第3回 「Zoom de トーク in RAKM」 【開催日】2024年8月18日(日) 【参加費】4,000円 <お申し込み> 7月17日(水) 10:00より ―――――――――― お申し込み要項、視聴方法等は、
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開催期間 | 2024年4月26日(金)~2024年9月1日(日) |
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時間 | 10:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日(祝日は開館) |
会場 | 樂美術館 京都市上京区油小路通一条下ル |
ホームページ | https://www.raku-yaki.or.jp/museum/index.html |
料金 | 一 般|1200円 大学生|1000円 高校生|500円 ※中学生以下無料 |
お問い合わせ | 公益財団法人 樂美術館 Tel.075-414-0304 |
主催/後援など | 主催|公益財団法人 樂美術館、京都新聞 後援|京都府、京都市、NHK京都放送局、京博連 |