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講演・フォーラム
開催まで23日

開催期間:2025年3月1日(土)~2025年3月1日(土)

第10回 日文研―京都アカデミック ブリッジ 岩倉使節団150年:マンガで考える日本の近代

第10回 日文研―京都アカデミック ブリッジ 岩倉使節団150年:マンガで考える日本の近代

国内外のゲストとのユニークな共同研究で知られる国際日本文化研究センター(日文研、京都市西京区)と京都新聞社が連携して、日文研のこれまでの蓄積と最新の成果を市民向けに発信する「日文研―京都アカデミック ブリッジ」を定期的に開催しています。第10回のテーマは「岩倉使節団150年:マンガで考える日本の近代」です。日文研と京都精華大は岩倉使節団の学習漫画を制作しました。岩倉使節団の意義と、教材としてあるいは日本研究のテーマとしての漫画について、作家と研究者が語り合います。(定員150名、事前応募制、有料)

1871年、岩倉具視を大使とする総勢100人を超える日本人が、2年近くの長きにわたって西洋諸国を訪れて回る文明視察の旅に出ました。岩倉使節団です。それから150年がたったことを記念して、日文研と京都精華大学/京都国際マンガミュージアムは、岩倉使節団の学習漫画を制作しました。これを通じて、この歴史的なイベントが何だったのかを次世代や世界の他の国々の人たちに考えてもらえたら、と願っています。漫画の完成を機に、岩倉使節団のこと、漫画という表現、教材としての漫画、日本研究のテーマとしての漫画について、作家と研究者が語り合います。

 

◎パネルディスカッション

  瀧井 一博(日文研教授)
伊藤  遊(京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)
濵田 咲乃(作家/京都精華大学非常勤講師)
佐藤=ロスベアグ・ナナ(日文研外国人研究員/ロンドン大学東洋中東アフリカ研究学院教授)
《進行》
駒居  幸(日文研総合情報発信室特任助教)

《参加申し込み方法》

参加ご希望の方は、①郵便番号 ②住所 ③氏名 ④年齢 ⑤電話番号 ⑥メールアドレス⑦参加希望人数(複数名参加希望の場合は全員分の①~⑥)を明記の上、はがき、Eメールまたは下記の申込フォームでお申し込みください。
応募多数の場合は、抽選のうえ当選の方に聴講券を送付いたします。


〈はがき〉 〒604-8567 京都市中京区烏丸通夷川上ル
      京都新聞COM事業推進局内「日文研ー京都アカデミック ブリッジ」係
〈Eメール〉 keikaku@mb.kyoto-np.co.jp
〈応募フォーム〉 https://kyoto-np.jp/_KJE2BkA

締切:2月17 日(月)必着

※参加は有料です。参加費については下欄を参照ください。

※いただいた個人情報は、京都新聞COMが適切に管理し、本事業の運営と日文研関連事業等のご案内に使用させていただく場合があります。

 

◎登壇者プロフィール

瀧井 一博(日文研教授)

京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(法学)。京都大学人文科学研究所助手、神戸商科大学助教授、日文研准教授等を経て、2013年7月より現職。専門分野は国制史、比較法史。 主要著作に『史(フミ)としての法と政治――書を紐解き、人を考え、時代を読み解く』(2024年)、『増補 文明史のなかの明治憲法――この国のかたちと西洋体験』(2023年)などがある。

伊藤 遊(京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)

2006年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、修士。「京都国際マンガミュージアム」開館(2006年)に関わる。同館研究員を経て、2020年4月より現職。専門はマンガ研究・民俗学。マンガ研究におけるテーマの一つは「学習マンガ」で、それに関する論文としては、「「伝記学習マンガ」を形作るもの」(山田奨治編著『マンガ・アニメで論文・レポートを書く 「好き」を学問にする方法』ミネルヴァ書房、2017年、共著)などがある。

濵田 咲乃(作家/京都精華大学非常勤講師)

京都精華大学マンガ学部ストーリーマンガコース卒業。フリーランスの作家として、実用マンガや機能マンガの制作を行いながら、京都精華大学の非常勤講師としても活動の幅を広げる。また、京都新聞ジュニアタイムズの『マンガ京・妖怪絵巻』や『懐かしく思う君は誰』(原作:染谷リキ、漫画:濱田一、発行:講談社)ではマンガ作画を担当し、全3巻で発売中。

佐藤=ロスベアグ・ナナ(日文研外国人研究員/ロンドン大学東洋中東アフリカ研究学院教授)

2007年立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了、学術博士。北京清華大学講師、イーストアングリア大学講師を経て現職。専門は翻訳学。著書に『文化を翻訳する̶̶知里真志保のアイヌ神謡訳における創造』(2011年)、『学問としての翻訳̶̶『季刊翻訳』『翻訳の世界』とその時代』(2020年)、編著に『翻訳と文学』(2021年)、共編著に “Diverse Voices in Translation Studies in East Asia(” 内山明子との共編、2019年)などがある。

《進行》

駒居 幸(日文研総合情報発信室特任助教

人間文化研究機構人間文化研究創発センター研究員(人文知コミュニケーター)。2019年、筑波大学大学院人文社会科学研究科単位取得退学。2022年、同大学院で『失われた二〇年と女たちのノワール――桐野夏生初期作品論』にて博士(文学)。筑波大学特任研究員、新潟大学URAを経て2023年7月より現職。専門はカルチュラル・スタディーズ、日本近現代文学。人文知コミュニケーターとして、人間文化研究と社会をつなげる活動に取り組んでいる。

 

開催期間2025年3月1日(土)~2025年3月1日(土)
時間14時~16時(開場13時30分)
会場 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
京都市中京区烏丸通御池上ル
料金大人1,000円 中高生350円 小学生200円
お問い合わせ京都新聞COM事業推進局 電話075-255-9757(平日10~17時)
主催/後援など主催:国際日本文化研究センター、京都新聞
共催:京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター、学習マンガ研究会
備考・参加費は、当日午前10時から開始する本イベント受け付けで現金でお支払いください。参加費には入館料(団体)を含みます。
・当日は、午前10時から午後5時まで京都国際マンガミュージアムの観覧が可能です。
・駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。