講演・フォーラム
入場・参加無料
開催まで25日

開催期間:2025年3月20日(木)~2025年3月20日(木)

梅原猛生誕100年記念フォーラム<これからの梅原猛>

梅原猛生誕100年記念フォーラム<これからの梅原猛>

独自の仮説に基づく「梅原日本学」を築き2019年に逝去した哲学者・梅原猛の生誕100年記念の日に、梅原哲学の未来的意義について語り合う、梅原猛生誕100年記念フォーラム<これからの梅原猛>を3月20日(木・祝)に開催します。オンラインでも聴講できます。(無料、事前応募制)

 

「梅原日本学」「人類哲学」の未来を問う

哲学者・梅原猛は、京都市立芸術大学学長を務め、国際日本文化研究センターを創設し、東日本大震災を“文明災”と称し「人類哲学」の必要性を説きました。生誕100年の記念すべき日に、梅原猛の謦咳に接した方々が集い、梅原哲学の未来的意義を語り合います。オンラインでも参加ができます。参加は無料。

◎記念講演

 「梅原猛…その哲学と人生」 山折 哲雄

◎座談会

  川勝 平太(国際日本文化研究センター元教授)
  山極 壽一(総合地球環境学研究所所長)
  梅原 賢一郎(梅原記念財団代表理事)
  モデレーター
  小西 賢吾(京都大学人と社会の未来研究院特定准教授)

 

《参加応募方法》

●「会場参加」(定員180名)と「同時配信オンライン参加」(定員なし)があります。「会場参加」は応募多数の場合抽選。当選されなかった場合はオンライン視聴方法をご連絡します。

●参加ご希望の方は、下記の申し込みフォームに入力または、はがきに必要事項を記入してお申し込みください。


 ※同時に2名まで申し込みが可能です。
 ※はがきの場合は、以下を記入の上、下記の事務局までお送りください。
 ・参加方法(「会場参加」または「オンライン参加」)
 ・郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス
 ・今後、梅原記念財団から催事等の案内を「希望する」または「希望しない」

●会場参加可否やオンライン視聴方法は、3月6日以降、メールかはがきでご連絡します。

【はがきでの申し込み先】
〒604-8567京都市中京区烏丸通夷川上ル
京都新聞COM事業推進局内 「これからの梅原猛」事務局

締切:3月5 日(水)必着

【問い合わせ先】
電話 075-255-9757(平日10~17時)
メール keikaku@mb.kyoto-np.co.jp

※いただいた個人情報は、京都新聞COMおよび一般財団法人梅原記念財団で適切に管理し、応募受付の管理、本事業に関する連絡のほか、ご希望された方への梅原記念財団からの催事等のご案内にのみ利用します。

 

◎登壇者プロフィール

山折哲雄(宗教学者)

1931年、岩手県花巻市出身。東北大学文学部卒。国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター所長等を歴任。著書に『愛欲の精神史』『日本文明とは何か―パクス・ヤポニカの可能性』『ブッダはなぜ子を捨てたか』『「歌」の精神史』『危機と日本人』『「ひとり」の哲学』、梅原猛への思いを綴った『わが忘れえぬ人びと』など。

川勝平太(国際日本文化研究センター元教授)

1948年、京都生まれ。早稲田大学大学院、オックスフォード大学大学院で修学。専攻は比較経済史。早稲田大学教授、国際日本文化研究センター教授、静岡文化芸術大学学長を歴任、2009年~24年、静岡県知事を務めた。著書に『日本文明と近代西洋』『文明の海洋史観』『日本の中の地球史』、梅原猛との対談『日本思想の古層』、山折哲雄との対談『楕円の日本』など。

山極壽一(総合地球環境学研究所所長)

1952年、東京生まれ。専門は霊長類学・人類学。京都大学教授、京都大学総長を経て現職。ゴリラ研究の第一人者で、霊長類の様々な調査研究から人間社会の由来と未来を探る。著書に『家族の起源』『父という余分なもの』『暴力はどこから来たか』『「サル化」する人間社会』『共感革命-社交する人類の進化と未来』『争いばかりの人間たちへ ゴリラの国から』など。

梅原賢一郎(梅原記念財団代表理事)

京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都芸術大学名誉教授。主な著作に『カミの現象学─身体から見た日本文化論─』『感覚のレッスン』『肉彩』『洗濯屋さん道元』、編著作に『不在の空─「いま・ここ」を生きた女性の肖像─』がある。

小西賢吾(京都大学 人と社会の未来研究院特定准教授)

1980年、兵庫県出身。専門は文化人類学。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程研究指導認定退学。金沢星稜大学准教授を経て現職。「縁と集合的身体の人類学」をテーマに、日本とチベットをフィールドとして祭りなどの調査研究に従事。著書に『四川チベットの宗教と地域社会』『シリーズ比較文化学への誘い』(共編著)など。

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梅原 猛(1925~2019)

哲学者。宮城県生まれ。京都大学文学部哲学科卒。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長を経て、国際日本文化研究センターの創設に尽力し初代所長に。1999年、文化勲章を受章。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括し日本文化の深層を解明する営為が「梅原日本学」と呼ばれる。著書に『地獄の思想』『隠された十字架―法隆寺論』『水底の歌―柿本人麻呂論』『日本の深層―縄文・蝦夷文化を探る』『世阿弥の神秘』『人類哲学序説』『親鸞「四つの謎」を解く』など。1986年初演のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」はじめ新たな歌舞伎・能・狂言の戯曲等も手掛け、日本ペンクラブ会長を務めた。

◇◇◇

開催期間2025年3月20日(木)~2025年3月20日(木)
時間15時~17時45分(開場14時30分)
会場 京都大学稲盛財団記念館 大会議室
京都市左京区吉田下阿達町
料金参加無料
お問い合わせ「これからの梅原猛」事務局
京都新聞COM事業推進局内 電話075-255-9757(平日10~17時)
主催/後援など主催:梅原記念財団
共催:京都新聞